VW ゴルフがマイナーチェンジ ゴルフ8.5に進化
フォルクスワーゲン(VW)がゴルフをマイナーチェンジしました。ゴルフ8.5とでも言うべき新型ゴルフは、ICE(内燃機関)を搭載するゴルフとしては最後のモデルになるでしょう。
変更点はChatGPTが統合されたインフォテイメントシステムの採用、内外装の小変更、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)モデルのEV航続距離延長などです。
今回はゴルフ8.5の概要をご覧ください。
VWゴルフ8.5の概要
エクステリア
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LEDヘッドライトはデザインが変わっただけでなく、中身も改善されています。IQ.LIGHTと呼ばれるLEDマトリックスヘッドライトは、メインビームの照射距離が500mまで伸びました。LEDテールライトもデザインが変更されています。
インテリア
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音声アシスタントにChatGPTが統合されました。乗員は自然言語を使って車と対話し、ChatGPTの手助けを得ることができます。
パワートレイン
1.0リッターターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「eTSI」は、116psと150psの2つの仕様が用意されています。トランスミッションは7速DSG。駆動方式は前輪駆動です。
PHEVはバッテリー容量が10.6kWhから19.7kWhに拡大され、EV航続距離が約100kmに延長された上に、DC急速充電にも対応しました。その場合の充電時間は、10%から80%までチャージするのに25分かかります。
1.5リッター可変ジオメトリーターボに電気モーターを組み合わせた最高出力は、エントリーグレードが204ps、スポーティーな「GTE」は272psとなっています。トランスミッションは6速DSGで、駆動方式は前輪駆動です。
スポーティーグレードの「GTI」は、2.0リッターターボエンジンの最高出力が20psアップして、265psとなっています。トランスミッションは7速DSGのみで、マニュアルは廃止されてしまいました。
運転支援システム
パークアシストプラスが強化されました。駐車スペースを通り過ぎると、駐車スペースが十分に広いかどうかを検出し、十分に広ければ後は自動で駐車してくれます。また、パークアシストプロを選択すれば、スマートフォンで駐車スペースへの出入りを誘導できます。さらに360°のアラウンドビューを提供するエリアビュー機能も新たに追加されました。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
ゴルフ8.5の販売は、欧州では2024年春に開始されます。日本導入時期は不明です。
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