ケーニグセグ CC850 史上最もハイパワーなマニュアル車!?

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ケーニグセグCC850を発表しました。見た目は同社がかつて生産していたハイパーカー「CC8S」にそっくりですが、決してマイナーチェンジモデルではありません。中身は別物です。
CC850最大の特徴は、マニュアルトランスミッションを搭載していることです。

今回はCC850の概要をご覧ください。


ケーニグセグ CC850の概要

エクステリア

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ケーニグセグ CC850

かつてのCC8Sを模したデザインだが、細部は現代的なものに変更されている。

車体は非常にコンパクトで、全長は4.3mほどしかない。

5リッターのV8を外から見ることはできない。

サイドインテークの形状は、CC8Sよりもシャープになっている。

リアエンドはCC8Sよりも水平基調で、現代的な印象だ。

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インテリア

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CC850のインテリア

クロノグラフのようなメーター。ブースト計が内側に配されている。

内装はカーボンの芸術といえる出来栄え。

クラシカルなHパターンのギアシフター。木製のシフトノブも良い。

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パワートレイン

5.0リッター・V型8気筒ツインターボは、E85燃料使用時に1404ps・1385Nmを発生します。そしてCC850の車重は1385kgなので、パワーウエイトレシオは1を下回っています。ケーニグセグ ジェスコほどではありませんが、圧倒的なポテンシャルを有しています。

CC850最大の特徴であるトランスミッション(KESS, Koenigsegg Engage Shifter System)は、9速ATと6速MTを切り替えることができます。これだけだとよくあるマニュアルモードのように思えますが、CC850にはクラッチペダルがあり、操作すればきちんとクラッチディスクの重さを感じることができるそうです。もちろんギアシフターにも手応えがあります。
9速を6速に変換する際のギア比は、ドライブモードセレクトで変更できます。ノーマルモードではギア比はハイギアードに変換され、シフトチェンジをさぼれるようになります。一方、トラックモードではローギアードに変換され、シフトチェンジも頻繁になりますが、加速性能が向上します。

ケーニグセグはCC850を「史上最もパワフルで最速のマニュアル車」だと主張していますが、KESSがマニュアルトランスミッションと見做されるかは見解の分かれるところです。少なくとも純粋なMT車ではありません。

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価格・発売日

価格、発売日ともにまだ公表されていません。なおCC850は、50台の限定生産となります。

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