ポルシェが911 GT3 R rennsportを発表

Porscheの新車情報

ポルシェ911 GT3 R rennsport(レンシュポルト)を発表しました。最新型の911 GT3 Rをベースにしたサーキット専用の限定車ですが、モータースポーツのレギュレーションに縛られず自由な発想で開発されています。

今回は911 GT3 R rennsportの概要をご覧ください。


911 GT3 R rennsportの概要

エクステリア

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911 GT3 R rennsport

ベースのGT3 Rと同様、ワイドなスタンスが圧倒的な迫力を生み出している。

カナードの外側にウイングレットがあるデザイン

伝説の935(フラットノーズ)に匹敵するノーズの低さだ

ホイールはBBS製。フェンダー後端の空力処理がすごい。

ベースの911 GT3 Rから引き継がれているのは、ボンネットとルーフだけだという。

巨大なリアウイングは935/77を彷彿とさせる

ウイングも幅広だがフェンダーも負けず劣らずなのがすごい

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インテリア

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フェンダーに取り付けられたカメラの映像は、ダッシュボード左右のディスプレイに表示される。

インストゥルメントディスプレイの下にはシリアルナンバーが刻まれたプレート

車体剛性を優先してロールケージを設計してあるため、運転席以外は設置できません。よってシングルシーターとなります。
また、rennsportではエアコンが廃止され、代わりにシート冷却コンセプトが採用されています。

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シャシー

シャシーは基本的に911 GT3 Rと同様で、フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンク式です。ショックアブソーバーはKW製の5way調整式。タイヤはミシュランが開発した専用品で、ウォームアップとドライバビリティが改善されています。

ブレーキはAP Racaing製のアルミ・モノブロック・キャリパーを装着。チタンのバッキングプレートを用いたブレーキパッドと合わせて、バネ下重量が約1kg軽減されました。容量117リッターの新しい燃料タンクも軽量化されており、旧バージョンより1kg軽くなっています。これらによりrennsportの車重は1,240kgに抑えられています。

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パワートレイン

4.2リッター・水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンです。最高出力は620psを発生します。リッターあたり出力は驚異の148psです。ベースとなっているレーシングカーの911 GT3 Rは、性能を均衡させるBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)によって565psに制限されているため、これが本来の性能といえるでしょう。レブリミットは9400rpmという超高回転型エンジンですが、E25燃料やバイオエタノール、e-Fuelなども使用でき、環境にも配慮されています。

トランスミッションは6速シーケンシャルで、パドルシフトで変速可能です。GT3 Rのギア比はFIAが定めたローギアードなものであるため、rennsportでは9000rpm時の速度が20km/h高くなります。駆動方式は後輪駆動です。

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価格・発売日

価格は1,046,000ドルからとなっています。記事執筆時点のレートで日本円に単純換算すると、およそ1.56億円です。

911 GT3 R rennsportは、77台の限定生産となります。

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