次期ボクスター / ケイマンはEVか

Porscheの新車情報

ポルシェ次期ボクスター / ケイマンは、EVになるかもしれません。
以前、ポルシェの副会長であるLutz Meschke氏は「718にEVはぴったりだ」とコメントしていたのですが、その動きがより具体的になってきました。

今回はEV版のボクスター / ケイマンに関する最新情報をご覧ください。


EV版ボクスター / ケイマンの最新情報

2011年に発表されたボクスターのEVプロトタイプ「ボクスターe」

EV版ボクスター / ケイマンは、アルミニウム・モノコックに1つないし2つの電動モーターを搭載したものになると言われています。
プラットフォームは、ポルシェが現在開発中のPPEプラットフォームが採用されるでしょう。
これはEV専用のプラットフォームで、EVマカンなどにも使われるものです。

最高出力は400psとなります。
駆動方式は後輪駆動または全輪駆動(AWD)になるそうです。
おそらくエントリーグレードがリアアクスルにだけモーターを搭載した後輪駆動車、上級グレードが前後アクスルにモーターを搭載するAWD車になるのでしょう。
400psなのは、AWD車だけかもしれません。

なお、開発にはクロアチアのRimacが関与すると言われています。
ポルシェがRimacへの出資比率を15.5%に引き上げたのは、Rimacのノウハウを活用するためだと考えられるからです。

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ガソリン車はどうなる?

写真は2017年型

ボクスター / ケイマンのガソリン車に関しては、現行の982型(車名は718ボクスター / 718ケイマン)が、完全新型となるEV版と併売される可能性があります。

EV版の発売は2023年と言われているので、そこから2~3年は982型との併売が続くかもしれません。
982型は2015年12月に発売された車ですから、10年間くらいは排ガス規制に何とか対応できると考えられます。

しかしその後、ガソリン車の完全な新型車は登場しないでしょう。
内燃機関(ICE)を持つボクスター / ケイマンは、現行型限りで終焉する可能性が高いです。

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