新型WRX STIは登場しない!? まだ希望は残されているが……

スバルの新車情報

Subaru WRX STI S208
WRX STI S208

スバル次期WRX STIに関する公式のステートメントを発表しました。
それによると「新型WRX(VB型)プラットフォームをベースとした、内燃機関搭載の次世代WRX STIは生産されない」とのことです。
残念ながら、これまでのようなパッケージングでのWRX STIは、もう登場することはないでしょう。

しかし文言にはひっかかるところがあります。
今回は公式のステートメントを分析し、次期WRX STIの可能性について検証します。


次期WRX STIは登場するのか?

Subaru WRX 2022 Front
スバル 新型WRX(VB型)

スバルはZEV(ゼロ・エミッション・ヴィークル)規制やCAFE(コーポレート・アベレージ・フューエル・エコノミー)規制に合わせて、将来のスポーツカーやハイパフォーマンスカーをどう進化させるかを考えているのだそうです。

VB型WRXをベースにした「内燃機関搭載の次世代WRX STI」が登場しないということは、つまるところEJ20の後継エンジンは開発されないという宣言に他なりません。

インプレッサSTIや搭載されたEJ20ターボは、AWDシステムと共にスバルの高性能車の象徴でした。
スバルの主力エンジンがFA / FB型エンジンに切り替わった後もWRX STIに受け継がれ、令和のモータースポーツシーンでも活躍してきましたが、EJ20の製造は2020年3月に終了しています。

鍵は電動化?

Subaru WRX 2022 Front and rear

次世代高性能エンジンの開発が行われないからといって、WRX STI自体が登場しないと考えるべきではないでしょう。
電動化でパフォーマンスを補うことができるからです。
公式ステートメントにも「電動化を含む次世代WRX STIの可能性を探っている」と書かれています。

VB型WRXのプラットフォームであるSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)は電動化に対応しているので、ストロングハイブリッドやプラグインハイブリッド(PHEV)による高性能化も可能なはずですが、公式ステートメントではそれを否定しています。
つまり、プラットフォーム自体が切り替わることになるわけです。

スバルは既に北米で「クロストレック ハイブリッド」を発売していますが、中身はトヨタのプリウスPHVです。
コストの面を考えても、おそらくトヨタ無しではスバル車の電動化は進まないでしょう。
次期WRX STIを電動化させるにしても、トヨタと足並みを揃えてという形になると思います。
トヨタとプラットフォームを共有し、PHEVやもしかするとEVのWRX STIが登場するのかもしれません。

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