VW ゴルフがマイナーチェンジ ゴルフ8.5に進化

VWの新車情報

フォルクスワーゲン(VW)ゴルフをマイナーチェンジしました。ゴルフ8.5とでも言うべき新型ゴルフは、ICE(内燃機関)を搭載するゴルフとしては最後のモデルになるでしょう。
変更点はChatGPTが統合されたインフォテイメントシステムの採用、内外装の小変更、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)モデルのEV航続距離延長などです。

今回はゴルフ8.5の概要をご覧ください。


VWゴルフ8.5の概要

エクステリア

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フォルクスワーゲン ゴルフ8.5 GTE

ヘッドライトなどが更新されている

こちらは2021年モデルのゴルフGTE

サイドビューに変更点はなさそうだ

リア周りはテールライトのLEDデザインやバンパーが変更されている

比較用に2021年モデルのゴルフGTE

ステーションワゴンのヴァリアントも用意されている

フロントとリアはハッチバックに準じたデザインのようだ

GTIももちろんある

ホイールはちょっとアルファロメオっぽい

LEDヘッドライトはデザインが変わっただけでなく、中身も改善されています。IQ.LIGHTと呼ばれるLEDマトリックスヘッドライトは、メインビームの照射距離が500mまで伸びました。LEDテールライトもデザインが変更されています。

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インテリア

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ゴルフ8.5のインテリア

GTEのコクピット

こちらはGTIのコクピット

タッチスクリーンは標準車で10.4インチ、上級グレードで12.9インチ。

セレクターレバーは小さなノブになっている

ドア周りはコストダウンした跡が隠しきれていない

ハッチバック車のラゲッジスペース

後席を倒せば十分な広さが得られる。シートと荷室の段差が無いのも良い。

音声アシスタントにChatGPTが統合されました。乗員は自然言語を使って車と対話し、ChatGPTの手助けを得ることができます。

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パワートレイン

1.0リッターターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「eTSI」は、116psと150psの2つの仕様が用意されています。トランスミッションは7速DSG。駆動方式は前輪駆動です。

PHEVはバッテリー容量が10.6kWhから19.7kWhに拡大され、EV航続距離が約100kmに延長された上に、DC急速充電にも対応しました。その場合の充電時間は、10%から80%までチャージするのに25分かかります。
1.5リッター可変ジオメトリーターボに電気モーターを組み合わせた最高出力は、エントリーグレードが204ps、スポーティーな「GTE」は272psとなっています。トランスミッションは6速DSGで、駆動方式は前輪駆動です。

スポーティーグレードの「GTI」は、2.0リッターターボエンジンの最高出力が20psアップして、265psとなっています。トランスミッションは7速DSGのみで、マニュアルは廃止されてしまいました。

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運転支援システム

パークアシストプラスが強化されました。駐車スペースを通り過ぎると、駐車スペースが十分に広いかどうかを検出し、十分に広ければ後は自動で駐車してくれます。また、パークアシストプロを選択すれば、スマートフォンで駐車スペースへの出入りを誘導できます。さらに360°のアラウンドビューを提供するエリアビュー機能も新たに追加されました。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

ゴルフ8.5の販売は、欧州では2024年春に開始されます。日本導入時期は不明です。

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Posted by dangoliath