ホンダ CR-Vにプラグインハイブリッド仕様追加
ホンダが北京モーターショーで「CR-V PHEV」を発表しました。正式な車名は「CR-V SPORT HYBRID e+」というものなのですが、長いのでこのページではCR-V PHEVと呼称します。
今回はCR-V PHEVについて、現在判明している最新情報をご覧ください。
CR-V PHEVの最新情報
パワートレイン
CR-V PHEVのパワートレインには、クラリティPHEVのものが搭載されます。
システムが流用されるとすれば、駆動用と発電用に2つのモーターを搭載するハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD Plug-in」がベースとなるはずです。
クラリティPHEVのモーターは最高出力184ps・最大トルク315Nmを発生します。
一方、アトキンソンサイクルの1.5リッター・直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンは、105ps・134Nmというスペックです。
そしてこれらを組み合わせたシステムの最高出力は215psとなっています。
RAV4 PHEVとの比較
CR-Vのライバルであるトヨタ RAV4には、すでにプラグインハイブリッドの「RAV4 PHV」が存在します。
RAV4 PHVはシステムの最高出力306ps、0-100km/hは6秒というかなりのハイパフォーマンスモデルです。
「SPORTS HYBRID」を名乗るCR-V PHEVですが、クラリティPHEVのパワートレインをそのまま流用するだけでは、性能面でRAV4 PHVに見劣りします。なので何らかの性能向上が図られるかもしれません。
ちなみにEV航続距離(ゼロ・エミッションで走行できる距離)では、RAV4 PHVの67.6km(米国EPA基準)に対し、CR-V PHEVは80km以上になるとホンダは主張しています。
クラリティPHEVのEV航続距離が75.6km(EPA)だったので、やはりパワートレインには何らかの改良が施されるのでしょう。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
CR-V PHEVは、2021年初頭に中国で発売予定です。
日本導入時期は不明ですが、いずれ導入されると思います。
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