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デイリーF1ニュース(2017年11月3日)フェラーリ、F1撤退をほのめかす!

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • フェラーリ、F1撤退をほのめかす!
  • メキシコGPでルノーエンジンが壊れた理由
  • ハース「今季の開発を終えるのが早すぎた」

それではご覧ください。

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フェラーリ、F1撤退をほのめかす!

セルジオ・マルキオンネ会長

フェラーリセルジオ・マルキオンネ会長は、新エンジンレギュレーションについて、市場でのブランド力の維持と、フェラーリのユニークな地位の強化のために有益な結果をもたらさないのならば、F1参戦を止めるとコメントしました。

フェラーリは、1950年にシルバーストーンで行われた、最初のグランプリからF1に参戦し続けている唯一の自動車メーカーであり、F1の象徴です。

フェラーリはF1に参戦しているメーカー間で差別化されるようなレギュレーションを求めており、パワートレインの独自性が失われる──パワーの格差が無くなれば、独自性が無いのに等しい──ようなレギュレーション変更に反対しています。

マルキオンネ会長は、リバティ・メディアのF1改革によってF1における競争の性質が大幅に変更された場合には、フェラーリはF1への関心を失うだろうと警告しています。

まあ、本当にF1を撤退するつもりは無いはずです。
このような「撤退の脅し」は何度も繰り返されており、もはや伝統芸と化していますからね。

とはいえ、昨日のデイリーF1ニュースでお伝えしたように、メルセデスとルノーも、新エンジンレギュレーションに反対しています。
そこにフェラーリが加わったわけですから、リバティ・メディアの提案は、ほぼ却下されたと見てよいでしょう。

F1で改革を進めようとすると、自動車メーカーがこんな感じで政治的な行動を始めるので、結局頓挫します。
F1が自動車メーカーに依存している限り、改革を進めるのは容易ではありません。

Source: Ferrari Threatens to Quit Formula One Over Engine Rules | bloomberg.com

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メキシコGPでルノーエンジンが壊れた理由

メキシコGPでは、ルノーエンジンにトラブルが頻発しました。

とくに深刻だったのは、レッドブルダニエル・リカルドのマシンに発生したトラブルです。
予選の後に新品のMGU-Hとターボチャージャーに交換したにも関わらず、彼のルノーエンジンは、決勝レースをたった35km走っただけで壊れてしまいました。

メキシコGPが開催されるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、海抜2240mの高地にあります。
F1開催地の中で2番目に高いインテルラゴス・サーキットの海抜が800mですから、抜きん出た高さです。

高地では空気が薄くなるので、酸素も少なくなります。
ガソリンを燃焼させるには酸素が必須ですから、高地ではいつも以上にターボを働かせて、燃焼室内に酸素を送り込む必要があるのです。

しかしターボの回転数を上げれば、その分だけ発熱量も多くなるため、冷却に問題を抱えることになります。
ルノーはメキシコGPのFP1で、ターボの回転数を1分当たり108,000回転に設定して走らせていましたが、問題が発生したため、102,000回転に修正しました。
6,000回転の低下で、ラップタイムを0.15秒失ったそうです。

しかしフェラーリは、最大125,000回転でターボチャージャーを動かすことが可能だと言われています。
メルセデスもほぼ同等の回転数を達成しているようです。

つまりメルセデスやフェラーリとルノーの間には、まだまだ大きな差があるわけですが、それでも壊れてしまうのですから、ルノーが抱えている問題は深刻と言えるでしょう。

逆にホンダは意外とパフォーマンスが良かったので、ターボ関連ではルノー以上に優れているのかもしれません。
今季のホンダのトラブルは、ほぼMGU-Hに集中していますから、そこをクリアできれば成績も安定してくるでしょう。

Source: Renault’s woes were track-specific | f1technical.net

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ハース「今季の開発を終えるのが早すぎた」

ハースF1チームを率いるギュンター・シュタイナーは、夏にVF-17の開発を止めてしまったことを後悔しているようです。
来季のシャシー開発を優先するための苦渋の決断ですが、中団グループの争いがここまで激化するとは考えていなかったのでしょう。

メキシコGPの予選では、ハースの2台はザウバーの後塵を拝するほどの体たらくでした。
決勝レースではケビン・マグヌッセンがポイントを持ち帰ったものの、コンストラクターズ7位を争うルノー勢がトラブルでリタイアしたことが奏功したわけで、素直に喜べる状況ではありません。

シュタイナーは「今年の車から来年の車へと完全に移行できない」「基本的な変更を加えたいと思った」ために、来年の車の開発に焦点を当てることを決定したと述べています。

たしかに来季は頭部保護デバイスであるHaloの導入など、未知数の部分がありますから、早い段階でシャシー開発の大部分を完了しなければなりません。
ハースは残りのレースも厳しい戦いを強いられるでしょうけど、来季が飛躍の年になる可能性は高そうです。

'Haas stopped 2017 development too early', admits Steiner | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年11月2日)メルセデスとルノー、新エンジン規定に疑問

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年11月4日)ニューウェイ「セナの事故に罪の意識を感じる」

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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