デイリーF1ニュース(2018年2月21日) ルノーがニューマシンR.S.18を発表

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ルノーがニューマシンR.S.18を発表
  • ザウバーがニューマシンC37を発表
  • マクラーレンがオイルメーカーと技術提携

それではご覧ください。


ルノーがニューマシンR.S.18を発表

ルノーが2018年シーズンを戦うニューマシンR.S.18を発表しました。

ルノーのテクニカル・ディレクターであるボブ・ベルによると、R.S.18がテストで達成すべき最も重要な課題は「ラップ&マイレージ」つまり走行距離だそうです。

「信頼性を向上させるには、完璧なものだけを受け入れる必要がある」とベル。「車に装着されるものは最高の基準で設計され、製造され、チェックされ、再確認されなければならない」

「昨年われわれを苦しめた全ての問題を、新しいアプローチで根絶する必要がある。しかしスイッチをオンにするようにはできない。十分に確立されたプロセスが必要だ」

昨年の後半戦では、優れたシャシー・パフォーマンスを発揮していたルノーですが、いかんせんエンジンの信頼性が低すぎました。
今シーズンはエンジンの使用基数が年間3基までと厳しくなるため、さらなる信頼性が求められます。
ルノーが高くなったハードルを乗り越えることができるかに注目です。

ドライバーはニコ・ヒュルケンベルグ(左)とカルロス・サインツ(右)

Source: Renault’s new F1 car for 2018 revealed | racefans.net

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ザウバーがニューマシンC37を発表

ザウバーアルファロメオとの提携後初のマシンとなるC37を公開しました。

テクニカル・ディレクターのヨルグ・ザンダーによると、昨年のC36とは異なる哲学に基づいて開発されたそうです。
空力コンセプトは大幅に変化し、C36には無かった機能も盛り込まsれているとのこと。

しかし最大の変化は、何と言っても最新のフェラーリエンジンを搭載することでしょう。
なので昨年のように最下位が定位置になることは無いはずです。

意外だったのは、アルファロメオのロゴとカラーリングがそれほど大きくなかったことですね。
フェラーリのジュニアチームだと揶揄されていますが、跳ね馬からの資金援助はそれほど多額ではないのかもしれません。
もちろん技術面での支援はあるでしょうけど。

ザウバーはリシャール・ミルKappaなどの新スポンサーを獲得したようですが、ロゴのサイズを見るかぎり、いずれも小規模なもののようです。
ザウバーが飛躍できるかどうかは、やはりフェラーリの支援次第となるでしょう。

ドライバーはマーカス・エリクソン(左)とシャルル・ルクレール(右)

Source : Sauber’s 2018 F1 car backed by Alfa Romeo revealed | racefans.net

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マクラーレンがオイルメーカーと技術提携

マクラーレンがブラジルの石油会社であるペトロブラスとテクニカル・パートナーシップを締結しました。

2016年かぎりでエクソン・モービルを失ったマクラーレンは、昨年BP/カストロールを使用していました。
BP/カストロールはルノーにオイルを供給しているので、いわば純正品です。

マクラーレンのテストドライバーとなったランド・ノリスのチームメイトとして、F2のカーリンチームと契約したセルジオ・セッテ・カマラを、ペトロブラスは支援しています。
ブラジルの報道ではセッテ・カマラとペトロブラス、そしてマクラーレンの3者間で、何らかの契約があるようです。

ペトロブラスは2016年までウィリアムズにオイルを供給していましたが、その中身はペトロナス製のオイル(つまりワークス・メルセデスのオイル)であって、ペトロブラスは名前だけのスポンサーでした。
今回のマクラーレンとの契約も表向きは技術提携となっているものの、実際にペトロブラスがターボF1用のオイルを開発できるかは不明です。

Source 1 : Ferrari rumored to have made a few colors changes to 2018 car | en.f1i.com

Source 2 : F1 2017 マクラーレン、ペトロブラスとスポンサー契約との報道 | milky_takeのブログ

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