デイリーF1ニュース(2018年11月14日)クビサがウィリアムズのシートを得る確率は「90%以上」

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。

  • クビサがウィリアムズのシートを得る確率は「90%以上」
  • 来季オコンは「デュアルリザーブドライバー」か
  • アブダビGPにおける各ドライバーのタイヤセレクト

それではご覧ください。


クビサがウィリアムズのシートを得る確率は「90%以上」


今季はウィリアムズでリザーブドライバーを務めているロバート・クビサが、来季はレギュラーに昇格する可能性が高まってきました。

ドイツの自動車メディアであるAuto Motor und Sportは、クビサがフェラーリからテストドライバーの誘いを受けていると報じていましたが、Auto Bildによると、クビサ側がマラネロからのオファーを断ったのだそうです。

ところが「ウィリアムズのレースドライバーになるオファーを受けたというのは、真実ではない」と、クビサは言います。

「我々は2つの選択肢に焦点を絞っているが、事はそれほど単純ではない。パドックでは何か言うことができるが、しかしやはりF1は、パドックに収まらないのも事実だ」

「(ドライバー候補の)リストの最上位に来るかどうかは、私が決めることではない。私としてはかなり気楽な状況だ。私は私のタイミングで、チャンスがあるかどうかを見極めていく」

Auto Motor und Sportは、クビサがウィリアムズのシートを得る確率を90%以上だと報じています。
契約も大筋では合意しており、あとはサードドライバーに何回FP1の走行を譲るかなど、詳細な部分を詰めるだけなのだそうです。

来季メインスポンサーのマルティーニ・エ・ロッシを失うウィリアムズは、ドライバーに巨額の持ち込み資金を要求しているのだとか。
そのため、ワークスチーム以外に予算を割り当てる余裕の無いメルセデスは、エステバン・オコンのためのシートを買うことができなかったようです。
一方、クビサには母国ポーランドの石油関連企業がスポンサーにつく可能性が高いと言われており、そのオイルマネーでウィリアムズのシートを確保する目処が付いたのでしょう。

Kubica ’90 per cent certain’ of 2019 Williams seat – f1i.com

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来季オコンは「デュアルリザーブドライバー」か

メルセデスを率いるトト・ヴォルフは、来季エステバン・オコンがシートを得られない可能性が高いことを認めました。

フォース・インディアと我々のオフシーズンのサポートを、かなりやってもらうことになると思う」とヴォルフ。

「おそらく我々とフォース・インディアのリザーブドライバーとして、多くのシミュレーター作業をしてもらう」

「そして1年後への準備をする。もし奇跡的にウィリアムズのドアが開けば、彼はそのチャンスを得るだろう。しかしクレア(ウィリアムズ)とパディ(ロウ)の手は、我々のものではない」

オコンがリザーブドライバーの立場から、メルセデスのワークスシートでF1復帰というのは、ちょっと現実的では無い気がします。
しかも来季はジョージ・ラッセルがF1デビューするので、彼の活躍次第では、メルセデスのシートが奪われる可能性もあるのです。

Dual reserve driver role possible for Ocon in 2019 – racefans.net

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アブダビGPにおける各ドライバーのタイヤセレクト

アブダビGPにむけて、各ドライバーが選んだコンパウンドごとのタイヤセット数が明らかになりました。

ヤス・マリーナ・サーキットに持ち込まれるコンパウンドは、スーパーソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフトという、一番やわらかい3種類の組み合わせです。

最もアグレッシブな選択をしたのは、ウィリアムズトロロッソです。
彼らはハイパーソフトを10セットチョイスしています。

逆に最もコンサバなのはルノー勢です。
彼らはハイパーソフトを7セットに抑えた代わりに、ウルトラソフトを4ないし5セット選んでいます。

3強チームはほぼ同じ選択ですが、フェラーリ勢だけはスーパーソフトが1セット多いです。

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