ランボルギーニ ウルスST-X 道を選ばぬレーシングカーの公道仕様も!?

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ランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラ・コルセは、SUVのウルスをベースにしたレーシングコンセプト「ST-X」を、2018年11月に発表しました。

そのウルスST-Xは2020年のレースデビューが決まっているのですが、そのロードカーが発売されるかもしれません。
テストカーと見られる車両が、ニュルブルクリンクに姿を現しました。

このページではウルスST-Xの最新情報を随時更新していきます。

更新情報

価格・発売日に関する情報を更新しました。(2020/01/13)

ウルスST-Xロードカーのスパイショットを追加しました。(2019/11/05)


ランボルギーニ ST-Xコンセプト

このレーシングSUVは、2020年から開催される新しいレーシングシリーズに向けて開発されたものなのだそうです。
パーマネント・サーキットとオフロード走行を組み合わせた全く新しいフォーマットになるそうですが、詳細はわかりません。

ウルスST-Xコンセプト

見えづらいが、リアドア下にエキゾーストがある。

オフロード走行も行うので、リアディフューザー部分はアンダーガードになっているようだ。

ST-Xコンセプトには、カーボンファイバー製のボンネットや、拡大された吸気ダクト、カーボンファイバーミラーキャップ、リアウイング、21インチのセンターロックホイールなどが装着されています。

レーシングカーなので無駄な内装は省かれていますが、その代わりスチール製のロールケージや消化システム、FT3燃料タンクなどのFIAが義務付ける安全装備が追加されています。
それでもスタンダードなウルスより、25%も軽くなっているそうです。
つまりST-Xコンセプトの車重は、1,649kg未満ということになります。

エンジンはスタンダードなウルスから変更されていません。
つまり、650ps・850Nmを発生する4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボが搭載されています。

しかし排気システムは、六角形の排気口を持つサイド出しのレーシングエキゾーストとなっているので、幾分パワーアップしているはずです。
ランボルギーニはST-Xの0-100km/hタイムを公表していませんが、車体が軽くなった分、スタンダード・ウルス(3.6秒)よりも速くなっていることでしょう。

ST-Xコンセプトは、2019年のランボルギーニ・ワールドファイナルでデビューし、2020年から実戦投入される予定です。

ウルスST-X ロードカー


上の動画に登場する白いウルスが、ST-Xのロードカーだと考えられています。
レーシングカーのST-Xと同じフロントスプリッターを装着しているからです。

ウルスST-Xのロードカーと思われる車両。

レーシングカーのウルスST-X。コンセプトとは異なる外観となっている。

ウルスは2018年に登場したばかりの車ですし、テストカーはカモフラージュされていないので、白いウルスがマイナーチェンジモデルである可能性は低いでしょう。
やはりST-X仕様のロードカーが登場すると考えるのが妥当です。

価格・発売日

ランボルギーニのR&D部門の責任者であるマウリツィオ・レッジャーニ氏によると、ウルスST-X(レーシングカー)は、2020年のランボルギーニ・スーパートロフェオ・ワールドファイナル(10月31日~11月1日)で発表されるそうです。
ST-Xロードカーの発表はその後ということになるでしょう。

また、プラグインハイブリッド(PHEV)仕様のウルスが追加されるという情報もあります。
このウルスPHEVは、現行型のプラットフォーム上に構築されるということで、かなり早い時期に登場しそうです。

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