BMW 6シリーズグランツーリスモ 今度のGTはかっこいい!
BMW・6シリーズグランツーリスモが、ワールドプレミアされました。
6シリーズのクーペおよびグランクーペは間もなく廃盤となるため、今後6シリーズはグランツーリスモのみとなります。
6シリーズグランツーリスモは、5シリーズグランツーリスモの後継です。
5シリーズの方はカッコ悪いと不評で、売れ行きも芳しくなかったようですが、6シリーズグランツーリスモは全長が長いためか、ルーフの高さもさほど気になりません。
クーペ的なフォルムを残しつつ、日常の使い勝手を改善することに成功したようです。
また、5シリーズGTと比較して150kg軽いため、走りに関してもかなり期待できるでしょう。
今回は6シリーズグランツーリスモの詳細を、画像と併せてお伝えします。
エクステリア
インテリア
エンジン
エンジン諸元 | 630i | 640i | 630d |
---|---|---|---|
燃料 | ガソリン | ディーゼル | |
最高出力(ps) | 258 | 340 | 265 |
最大トルク(Nm) | 400 | 450 | 620 |
0-100km/h(秒)※1 | 6.3 | 5.4 | 6.1 |
燃費(km/L)※2 | 15.2〜16.1 | 13.5〜14.3 | 18.9〜20.4 |
※1 640i xDriveは5.3秒、630d xDriveは6.0秒。
※2 640i xDriveは12.2〜13.0km/L、630d xDriveは16.9〜18.2km/L
全てのエンジンがツインパワー・ターボとなります。
BMWツインパワー・ターボとはツインスクロールターボのことで、ツインターボのことではありませんから注意が必要です。
高精度ダイレクトイグニッションに、バルブトロニック、ダブルVANOSなど、BMWが誇る技術が詰め込まれています。
組み合わされるトランスミッションは、8速ステップトロニック(8速AT)です。
運転支援
6シリーズグランツーリスモには、アクティブ・ドライビング・アシスタントと呼ばれる、運転支援システムが装備されています。
含まれる機能は以下のとおりです。
- アクティブ・ブラインドスポット・ディテクション
- レーン・ディパーチャー・ウォーニング
- デイタイム・ペデストリアン・プロテクション(歩行者保護)
- シティ・コリジョン・ミティゲーション(衝突軽減)
- スピードリミット・インフォ
- リア・クロス・トラフィック・アラート
また、オプションの「ドライビング・アシスタント・プラス」には、
- アダプティブ・クルーズ・コントロール with ストップ・アンド・ゴー
- アクティブ・レーンキーピング・アシスタント with サイド・コリジョン・アヴォイダンス(側面衝突回避)
- トラフィックジャム・アシスト
- イヴェイジョン・エイド(避難救助)
- フロント・クロス・トラフィック・アラート
などが含まれています。
とくにストップ・アンド・ゴーを搭載したACCは、0-208km/hという広い範囲で作動するものです。
アクティブ・レーンキーピング・アシスタントやトラフィックジャム・アシストも、ACCと同じ速度範囲で作動します。
ステアリングに50秒間触れずにいると、ACCなどは自動的に作動を終了しますが、ステアリングに少数の指が軽く触れているだけでも検出してくれるため、ドライバーの負担は少ないです。
価格・発売時期
9月のフランクフルト・モーターショーで実車がお披露目されます。
発売は11月の予定ですが、日本市場での発売も同時期となるのかはわかりません。
640i xDriveグランツーリスモの米国価格は、69,700ドルからだそうです。
1ドル=110円換算だと766.7万円ですが、日本価格はもう少し高くなるはずです。
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