BMW i8 新型にはロードスター追加! モーターもパワーアップ、バッテリーも増量!【12/4更新】
BMWのプラグインハイブリッド・スポーツカー、i8がフェイスリフトされ、オープンルーフのロードスターが追加されました。
今回はBMW i8のマイナーチェンジ内容についてご紹介します。
更新情報
正式公開されたエクステリアとインテリア画像を追加し、正式発表された内容に合わせてページ内の記述を修正しました。(2017/12/04)
新型i8のモーター/バッテリーを更新しました。(2017/06/03)
i8スパイダーの新たなスパイショットを追加しました。(2017/03/01)
i8スパイダーのスパイショットを追加しました。(2017/02/20)
旧型のi8はどんな車?
BMWが開発した、プラグインハイブリッドのスポーツカーです。
登場時には先進的な内容もさることながら、その未来的なデザインも話題を呼びました。
リアミッドに搭載されるエンジンは1.5L・直列3気筒ターボ。モーターはフロントに配置されています。
トランスミッションは6速AT。
システム出力は362ps・570Nmです。
バッテリーを格納するケースは、アルミのバックボーンフレームを兼ねています。
i8はそのフレームの上にカーボン製のパッセンジャー・コンパートメントを載せる方式で、一般的なモノコック構造ではありません。
バッテリー容量は7.1kWhしかありません。よって電気のみで走行可能な距離も、37kmと少なめです。
軽量化に配慮された構造とマテリアルを持つi8ですが、いかんせんPHVですから、車重は1500kgもあります。
しかしモーターのおかげか、0-100km/h加速のタイムは4.4秒と、なかなかの好タイムです。
スポーツカーらしい動力性能は、十分に確保されているといえるでしょう。
i8ロードスターのエクステリア
スパイショット
一時はキャンセルになったと言われていたi8ロードスターですが、開発は続けられたみたいです。
後方からのスパイショットしかないのでフロント周りがどのようになるかは不明ですが、ロールバーからリアにかけての処理は、クーペとは一味違っています。
なので屋根を閉めても、クーペのようなフォルムにはならないようです。
屋根に関しては開閉式のメタルトップかソフトトップか、あるいはその両方なのかはわかりません。
2012年に発表された「i8スパイダー・コンセプト」でも、屋根を閉じたときの姿は結局わからずじまいでした。
正式発表されたエクステリア
クーペと共通のエクステリアの変更点はわずかですが、LEDヘッドライトのデザイン変更がされています。
ヘッドライトバルブがより長方形になりました。
エンジンフードにはエアシャッターも追加されています。
また、20インチホイールは軽量なものに変更され、これまでのものよりも1本あたり1kg軽くなりました。
i8ロードスターのインテリア
インフォテイメントの更新も行われました。
最新のBMW iDriveシステムに変更され、ソフトウェアの更新と、ジェスチャー・コントロールの追加が行われます。
新型i8のパワートレイン
モーター/バッテリー
最大のトピックはパワーアップです。
新型i8のシステム総出力は、現行型+17psの379ps(英馬力表記だと374hp)になりました。
エンジンパワーは変わっていないのですが、モーターが強化されたためです。
また、バッテリー容量が11.6kWhに増えました。
フォーミュラEのセーフティーカーに使われているi8は、すでに10kWhのバッテリーパックを搭載していたので、それが反映された格好です。
0-100km/hは4.4秒、最高速はリミッターがあるので250km/h止まりなものの、EV走行の航続距離は55kmに伸びるなど、全体的に性能が向上しています。
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