BMWが新型X2を発表しました。X2としては2代目となる新型は初代とは異なり、スタイリングがクーペSUVに変更されています。また、BEV（バッテリーEV）のiX2もラインナップに加わりました。
今回は新型X2の概要をご覧ください。
新型X2の概要
エクステリア
画像をクリック（タップ）すると拡大できます。
BMW 新型X2。写真のモデルはM35i xDriveだ。
ヘッドライトのデザインは新型X1に準じたもの
BMWのコンパクトモデルとしては初めてキドニーグリルのイルミネーションが採用された。
前後オーバーハングが短めで、コンパクトに見える。
M35i xDriveは、標準で21インチホイールを履く。
ルーフからリアエンドにかけての流麗なラインは、クーペSUVならではだ。
リアエンドには小ぶりなスポイラーを装着している。
全幅は1845mmだが、それ以上にワイドな印象だ。クアッドテールパイプもかっこいい。
ボディサイズ
全長4,554mm、全幅1,845mm、全高1,590mm、ホイールベース2,692mmとなっています。
インテリア
画像をクリック（タップ）すると拡大できます。
新型X2のインテリア
インフォテイメントが更新され、BMW OS 9となった。
ダッシュボードにもソフトパッドが貼られている。質感も高い。
センターコンソールは2段式になっている
ドアトリムの仕上げにも抜かりはない
シートはヘッドレスト一体式で、スポーティーなバケット形状をしている。
後席の頭上にも余裕がある
ラゲッジスペース開口部の下端が高い位置にあるため、荷物の積み下ろしには少し苦労するかもしれない。
新型X2のラゲッジスペース容量は、560~1,470リッターとなっています。BEVのiX2はラゲッジスペース容量がわずかに小さく、525~1,400リッターです。
シャシー
BMWのコンパクトモデルとしては初めて、21インチ・ライト・アロイ・ホイールが標準装備（M35i xDrive）されました。また、ニア・アクチュエーター・ホイール・スリップ・リミッターも標準装備されています。
アダプティブMサスペンションはオプションで装備でき、車高が15mmローダウンされます。MパフォーマンスモデルのM35i xDriveでは、アダプティブMサスペンションは標準装備です。Mコンパウンド・ブレーキはオプションとなります。
パワートレイン
BEV
バッテリーEVのiX2 xDrive30は、前後車軸のそれぞれに190ps・247Nmのモーターを搭載しています。システムの総出力は313ps、総トルクは494Nmです。0-100km/hは5.6秒、最高速は180km/hに制限されています。
バッテリー容量は64.7kWhで、航続距離は417~449km（WLTP）となっています。130kWのDC急速充電を利用すれば、バッテリー残量10%から80%までチャージするのにわずか29分しかかかりません。
ガソリン車
ガソリン車のsDrive20iは、1.5リッター・直列3気筒ガソリンターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせてあります。エンジンの最高出力は156ps、最大トルクは240Nmです。モーターは19ps・55Nmを発生します。トランスミッションは7速ステップトロニックで、駆動方式はFWD（前輪駆動）です。0-100km/hは8,3秒、最高速は213km/hとなっています。
MパフォーマンスモデルのM35i xDriveは、2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボを搭載しています。最高出力は300ps（米国およびその他の市場では317ps）、最大トルクは400Nmです。トランスミッションは7速ステップトロニック。駆動方式はAWD（全輪駆動）となっています。0-100km/hは5.4秒、最高速は250km/hです。
ディーゼル車
ディーゼル車のsDrive18dには、2.0リッター・直列4気筒ディーゼルターボが搭載されています。最高出力は150ps、最大トルクは360Nmです。トランスミッションは7速ステップトロニック。駆動方式はFWD（前輪駆動）となっています。0-100km/hは8.9秒、最高速は210km/hです。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
実車のお披露目は2023年10月26日から開催されるジャパンモビリティショーで行われます。発売は2024年2月の予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。
