新型ミニ・カントリーマン さらに大きくなったクロスオーバー
新型ミニ・カントリーマンが発表されました。日本では「ミニ・クロスオーバー」という名前で販売されているモデルの最新世代となります。新型ミニクーパーと同じく、BEV(バッテリーEV)のみのラインナップとなりました。
今回は新型ミニ・カントリーマンの概要をご覧ください。
新型ミニ・カントリーマンの概要
エクステリア
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ボディサイズ
全長4,433mm、全幅1,843mm、全高1,656mm、ホイールベース2,692mmです。全長に対するホイールベースの割合が大きいのはEVならではといえるでしょう。例えばトヨタ カローラクロスは全長4,490mmですが、ホイールベースは2,640mmとなっています。
車体は大きくなりましたが、空力は向上しています。先代モデルのcd値が0.31だったのに対し、新型は0.26です。
インテリア
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ラゲッジスペース容量は5名乗車時で460リッター、後席を倒せば1,450リッターまで拡大できます。
シャシー
高度にプリロードされたスタビライザーを搭載し、ステアリング操作に対するボディのレスポンスを向上させています。また、ステアリングホイールの回転に対するステアリングラック比を55mmとすることでダイレクトなステアフィールを実現しました。
アダプティブダンパーもオプションで装備可能で、その際は車高が15mmローダウンされます。
パワートレイン
ミニ・カントリーマンEの電気モーターは204ps・250Nmを発生します。バッテリー容量は66.45kWhで、WLTP基準の航続距離は462kmです。
0-100km/hは8.6秒、最高速は170km/hとなっています。
上級グレードのミニ・カントリーマンSE ALL4はAWD(全輪駆動)で、313ps・494Nmを発生します。バッテリー容量はこちらも66.45kWhですが、航続距離はやや短く433kmです。
0-100km/hは5.6秒、最高速は180km/hとなっています。
価格・発売日
価格はまだ公表されていませんが、先代モデルよりも高額になるのは間違いないでしょう。
新型ミニ・カントリーマンの生産は2023年11月から開始されます。
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