ポルシェ新型マカン 2018年のマイナーチェンジでエンジン変更、PHEV追加、インフォテイメントも新しく【1/4更新】
ポルシェ・マカンがフェイスリフトされます。
ポルシェのロードマップによると、マカンのフルモデルチェンジは2020年の予定です。
そして現行マカンの登場は2014年でしたから、2017年にちょうどモデルライフの中間点を過ぎたことになります。
マイナーチェンジ(M/C)するには打ってつけのタイミングというわけです。
今回はフェイスリフト後のマカンの変更点を、開発車両のスパイショットと併せてご覧ください。
更新情報
エクステリアとインテリアに最新のスパイショットを追加し、エンジンの情報を更新しました。(2018/1/4)
マカン(2018年M/Cモデル)の概要
エクステリア
最新のスパイショット
基本的には新型カイエンに準拠したデザインに変更されるようです。
インテリア
インテリアの変更点は、インフォテインメントに集中しています。
新型パナメーラに採用された12インチタッチスクリーンのポルシェ・コミュニケーション・マネジメント(PCM)が、新型マカンにも装着されるようです。
画面が大きくなるだけではなく、コネクティビティも強化されます。
ポルシェ・コネクトが追加されるのです。
ポルシェ・コネクトとは?
コネクト・ストアからサービス・パッケージを購入することで、インターネット経由のサービスを利用できるシステムです。
オンラインナビゲーションやリアルタイム交通情報、グーグルアース、グーグルストリートビュー、オンライン検索、ニュースや天気予報、ガソリン価格や駐車場の情報などもチェックできます。
また、ポルシェ・コネクトアプリ(無料)をスマートフォンにダウンロードし、事前に目的地を設定しておけば、ナビとスムーズに同期させることが可能です。
スマートフォンのカレンダーとPCMの連動もできます。
オプションのコネクトプラスには、Apple CarPlayが含まれており、iPhoneの各機能をPCM経由で利用可能です。
Siriに話しかければテキストメッセージを送信できます。
その他にもコンシェルジュ・サービスなどが用意されているので、新型マカンの利便性は飛躍的に高まることでしょう。
パワートレイン
プラグインハイブリッド
新型マカンには、パナメーラ 4 E-ハイブリッド(以下、パナメーラPHV)の3.0リッターV6ツインターボ+モーターというレイアウトを踏襲した、プラグインハイブリッドモデルが用意されます。
パナメーラPHVは330ps・450Nmというスペックでしたが、マカンでは462ps・700Nmという圧倒的なパフォーマンスになりそうです。
ガソリンエンジンも一新
現行型には3.0リッターと3.6リッターのV6ツインターボガソリンエンジンが搭載されていますが、新型では2.9リッターと3.0リッターの2つに変更されます。
新しい3.0リッターエンジンは、パナメーラベースの同じ排気量のエンジンと置き換わります。
パナメーラのものは330ps・450Nmと、現行型マカンSに搭載されている3.0リッター(340ps・460Nm)より若干低いのですが、新型マカンにはソフトウェアによってブーストが高められた354ps・500Nm仕様が搭載されるようです。
2.9リッターエンジンは、既存の3.6リッターエンジンをリプレースします。
こちらはパナメーラSのエンジンです。
440ps・550Nmと、現行型マカンターボの3.6リッターから40psもパワーアップしています。
価格・発売時期
M/Cを受けたマカンは、2018年4月に発表されます。
価格は発表の際に明らかになるはずです。
PHVは遅れるかもしれませんが、それでもガソリンエンジンモデルのローンチからそれほど遅れずに発売されるでしょう。
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