デイリーF1ニュース(2017年7月12日号)ザウバーの新代表決定 他
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ザウバーの新代表決定
- マクラーレン・アルファロメオ誕生!?
- BMWがフォーミュラEにワークス参戦! メルセデスも?
- コペンハーゲン市街地コースでF1開催!?
それではご覧ください。
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翌日のデイリーF1ニュース
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ザウバーの新代表決定
モニシャ・カルテンボーン氏が解雇されて以降、空席となっていたザウバーの代表に、フレデリック・ヴァスール氏が就任します。
ヴァスール氏はARTグランプリの共同設立者で、ルノーF1にもレーシング・ディレクターとして関与していましたが、シリル・アビテブール氏と対立して離脱、今年からARTグランプリに復帰していました。
Source: Sauber confirms Frederic Vasseur as new Team Principal | en.f1i.com
マクラーレン・アルファロメオ誕生!?
イタリアのベテランジャーナリストであるピノ・アリエビ氏が、「マクラーレンがフェラーリに、2018年からのエンジン供給が可能かどうか質問した」と、ガゼッタ・デッロ・スポルトの紙面を通じて報じました。
フェラーリはまだマクラーレンに返事をしていないようですが、もしマクラーレンからの要求が通れば、来季はマクラーレン・アルファロメオとしてエントリーすることになるでしょう。
フェラーリが長年の宿敵であるマクラーレンにエンジン供給するというストーリーは、F1ファンからすると興味深いものの、実現の可能性は低そうに見えます。
マクラーレンは市販車でもフェラーリとしのぎを削る間柄ですし、ホンダとともに失われる資金援助を、フェラーリがしてくれるわけがありません。
結局マクラーレンとホンダは、一蓮托生でやっていく道を選ぶでしょう。
Source: Ferrari considering an engine supply to McLaren! | en.f1i.com
BMWがフォーミュラEにワークス参戦! メルセデスも?
BMWがフォーミュラEに、2018-19シーズンからワークス参戦すると発表しました。
これでフォーミュラEには、ルノー、DS(シトロエン)、ジャガー、アウディ、BMWと、5大ワークスが集結することになります。
日産がルノーのフォーミュラEプロジェクトを引き継ぐという話もありますが、フォーミュラEに参戦するマニュファクチャラーは増えこそすれ、減る気配は一向にありません。
また、メルセデス・ベンツも、今年10月までにフォーミュラEへの参戦可否を決定します。
シルバーアローが参戦する可能性は非常に高いとのことです。
フォーミュラEというイベント自体はまだ赤字で、2015-16シーズンは営業損失3370万ユーロだったものの、2014-15シーズンの営業損失6270万ユーロからは、ほぼ半減しています。
ただし売上高が3倍近くも増えている(1970万ユーロから5660万ユーロ)ので、創業からまだ3年の企業としては合格点でしょう。
今後は如何に放映権料を引き上げていくかが、フォーミュラEの課題となるはずです。
Source: BMW joins Formula E as official manufacturer | en.f1i.com
コペンハーゲン市街地コースでF1開催!?
デンマークの首都コペンハーゲンで、F1を開催する計画があるようです。
ハースF1チームで奮闘しているケビン・マグヌッセンの父にして、元F1ドライバーのヤン・マグヌッセンも、コースの設計に参加しているのだとか。
計4本の橋を渡る8の字のコースレイアウトが特徴で、2本の高速ストレートを含みます。
まだピットをどこに置くかは決まっていないものの、基本的にはこのレイアウトで計画を進めていくと主催者は語っています。
Source: Copenhagen’s F1 street circuit plan includes two bridges and a crossover | f1fanatic.co.uk
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