これぞ究極のNDロードスター? レーシングカーと市販車を半分ずつにした、マツダMX-5 Miata Halfie

チューニング,自動車文化

サーキットまで自走で行き、レースやスポーツ走行を楽しみ、また自走で自宅に帰れる車は、スポーツカーの理想形だと言われています。
そのうえ一般道でも快適に走れれば文句なしでしょう。

また、ロードゴーイングレーシングカーというのも、車好きの夢としてよく語られます。
サーキット用のレーシングカー(のようなスタイリングの車)で、合法的に公道を走れるというやつです。
BAC Monoやラディカルなどは、その夢を叶えてくれる典型的なマシンですね。

今回紹介するNDロードスターも、レーシングカーとロードカーの性質を併せ持っています。
でもこのロードスター、右半分がロードカーで、左半分がレーシングカーという、ちょっと極端な作りになっているんです。


NDロードスター・ハーフィーの概要

Halfieと名付けられたNDロードスターは、まるで真っ二つに切ったロードスターを2つくっつけたような見た目をしています。
キカイダーとかトゥーフェイスみたいですよね。

右半分は普通のNDロードスターです。
ホイールもシートもノーマルのままですし、幌もちゃんと付いてます

しかし運転席のある左半分は、グローバルMX-5カップ用のレーシングカーです。
ロールケージも半分までしか構築されていませんし、レーシングカー用のデカールも真ん中で途切れています。

合成写真のように見えるが、合成ではない。
半分はロールケージ、半分は幌になっている。
このロールケージに意味があるのか? などと考えてはいけない。楽しいからいいのだ。

ちなみに左半分は、中身までちゃんとレーシングカー仕様になっているそうです。
なのでバケットシートやホイールなど目に見える部分だけでなく、ブレーキやタイヤもレース用のものが装着されています。

面白いのは、マツダコネクトのタッチスクリーンも、車体中央で途切れていることですね。
ちゃんと小ぶりなモニタになっています。

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この車は走れるの?

この車に関しては、走っているシーンを撮影した動画や画像を見つけることはできませんでした。

しかし先代NCロードスターベースのHalfieに関しては、走行シーンの画像が見つかったので、おそらくNDベースのHalfieも、一応は走行可能だと思います。

NCベースのハーフィー。ちゃんと走っている。

画像の出典: miata.net

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