デイリーF1ニュース(2017年7月27日号)オコン「もしウォルフに会わなければ……」

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • オコン「もしウォルフに会わなければ……」
  • ルノーはパーマーとクビサの交替を望まず
  • フェラーリのパンク、タイヤ自体に欠陥無し

それではご覧ください。

前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年7月26日号)アストンマーチンがF1に参戦する条件

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年7月28日号)ザウバー、来季もフェラーリエンジンを使用


オコン「もしウォルフに会わなければ……」

フォース・インディアエステバン・オコンは、メルセデスF1を率いるトト・ウォルフのサポートがなかったら、F1にステップアップできなかったと考えているようです。

「2014年末から2015年にかけて、もしトト・ウォルフが僕を助けてくれなかったら、今はマクドナルドでハンバーガーのパティをひっくり返してただろうね」とオコン。「サポートがなかったら、レースを続けることはできなかったよ。お金が無かったんだ。でも、トトは僕と話をするようになった」

しかしミハエル・シューマッハーに憧れている彼の夢は、フェラーリのドライバーになることだといいます。
フェラーリはキミ・ライコネンの後釜を探していますし、オコンが跳ね馬と契約する日は、意外と早く来るかもしれません。

Source: Ocon: 'Without Wolff I’d be flipping burgers at McDonalds!’ | en.f1i.com

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ルノーはパーマーとクビサの交替を望まず

ハンガリーGP後に同地で行われるテストにおいて、ロバート・クビサを走らせることが決定しているルノー。

3回目となる今回のテストでは、クビサが2017年仕様のマシンを走らせるとあって、またもやジョリオン・パーマーとの交替説が流れていたのですが、ルノー側はこれを完全に否定しました。

「われわれはジョー(パーマー)を引き続きサポートしていく」と語るのは、ルノースポールF1のボスであるシリル・アビテブール氏です。

「ロバートが現代のF1カーで、そしてレースの状況下でドライブできることが現実的であっても、われわれはもっと詳しく見ていきたいと思っている」

ドライバーラインナップを決定することは中期的なものであり、テストはあくまで決定を下すための材料にすぎないと、アビテブール氏は考えているようです。

Source: Renault won’t give Palmer race seat to Kubica | en.f1i.com

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フェラーリのパンク、タイヤ自体に欠陥無し

イギリスGPではフィニッシュまであと2周というところでタイヤトラブルが発生し、2位を走行していたキミ・ライコネンは、表彰台のチャンスを失ってしまいました。

しかもその直後にセバスチャン・ベッテルがパンクし、7位フィニッシュに終わったため、チャンピオンシップでのリードをほぼ失ってしまったのです。
このとき問題が発生したのはどちらも左フロントタイヤだったため、タイヤそのものに欠陥があった疑いが浮上していました。

しかしピレリによる調査の結果、ベッテルとライコネンのトラブル原因は、どちらも外部からのダメージによるもので、タイヤ自体の設計や構造に問題はなかったことが明らかになったのです。

ライコネンの左フロントタイヤには、外部からの衝撃によって、内部のカーカス(タイヤの骨格を構成するコード)とベルト(カーカスを締め付ける補強体)が部分的に分離した痕跡があったそうです。
なのでエアは抜けていませんでした。

一方ベッテルのスローパンクチャーは、何かを踏んだことでエアが徐々に抜けてしまったことが原因ですから、2台のトラブル原因はそれぞれ異なるものの、どちらも外部要因によって引き起こされたのが確定したわけです。

Source: Pirelli concludes test on Raikkonen’s Silverstone tyre | pitpass.com

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