ポルシェ718ボクスター/ケイマンGTS 性能向上とデザインの洗練に終わりはない【12/30更新】
ポルシェが718ボクスター/ケイマンに、GTSを追加しました。
ただでさえ高性能な718をさらにパワーアップし、特別な内外装を与えられたモデルです。
今回は718ボクスターGTSと、718ケイマンGTSの概要についてお伝えします。
更新情報
画像を最新のものに差し替えました。(2017/12/30)
エクステリア
フロントバンパーの形状がスポーティーになりました。
また、フロントのインジケーターライトとテールライトは、標準の718よりも薄くなっています。
GTSは黒の差し色を特徴としており、20インチホイールやリアディフューザーだけでなく、マフラーフィニッシャーも黒です。
718ボクスターGTSのエクステリア
718ケイマンGTSのエクステリア
インテリア
インテリアにはアルカンターラが贅沢に使われています。
シートセンター、ステアリング、センターコンソール、アームレストなどは、すべてアルカンターラ仕上げです。
スポーツクロノパッケージのクロノメーターは、ダッシュボード中央に取り付けられていますが、オプションのナビとコネクトプラスを装着すると、スポーツクロノパッケージにポルシェ・トラック・プレシジョン・App(PTPA)が追加されます。
PTPAは、スポーツドライビングした際の運転データを、スマートフォンに記録・表示・分析できるので、サーキット走行を趣味とするパフォーマンス志向のドライバーにピッタリの機能です。
718ボクスターGTSのインテリア
718ケイマンGTSのインテリア
パワートレイン
2.5リッター・水平対向4気筒ターボは、新たに開発されたサージタンクを持ち、ターボチャージャーも最適化されています。
これにより718GTSのパワーは、ベースグレードと比べると65ps高く、「S」と比較しても15ps高い、365psに到達しました。
430Nmの最大トルクを、1900〜5000rpm(マニュアル車では1900〜5500rpm)という広い回転域で発生するため、GTSはドライバビリティに優れています。
GTSのPDKとスポーツクロノパッケージ装着車の0-100km/h加速は4.1秒です。
最高速度は290km/hとなっています。
トランスミッションは6速マニュアルが標準装備、7速PDKはオプションです。
価格・発売時期
ポルシェジャパンから718GTSが発売されるというプレスリリースは出たものの、価格のアナウンスはまだされていません。
米国での価格は、718ケイマンGTSが79,800ドル、718ボクスターGTSが81,900ドルですが、アメリカはポルシェがかなり安いので、日本価格の参考にはならないでしょう。
ちなみに718ケイマン・ベースグレードの米国価格は55,300ドルからとなっています。
よってGTSは、ベースグレード+24,500ドル(1ドル=112円換算だと、274.4万円)です。
718ケイマン・ベースグレードの日本価格は655万円〜なので、日米でベースグレードとGTSの価格差が同じであるならば、718ケイマンGTSの価格は約930万円ということになります。
日本での発売時期は不明ですが、米国では2018年3月からデリバリーされる予定です。
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