BMW iX3 航続距離460kmを誇る電動SUV

BMWの新車情報

BMWが電動SUV「iX3」を発表しました。
今回はその概要をご覧ください。

更新情報

正式発表された情報と画像を追加し、古い画像を削除しました。(2020/07/15)

流出画像を追加しました。(2020/07/14)

パワートレインの情報を追記しました。(2019/12/20)


BMW iX3の概要

エクステリア

コンセプトiX3

X3よりもスッキリとした印象だ

ホイールは未来的なデザインだが、好き嫌いは分かれそう

サイドステップは変更されているが、フォルム自体は同じ

リアディフューザーにはブルーのペイント

フロントほどの変化は無い

全体的なフォルムは現行型(G01)のX3と基本的に同じですが、キドニーグリル、フロントバンパー、ホイール、サイドステップ、リアディフューザー、そして各所にブルーの加飾を施すことで、ガソリンエンジン仕様のX3と差別化されています。

ちなみにキドニーグリルはフェイクで、実際には穴が開いていません。
電気自動車には必要がないためです。

ボディカラーは「ムーンストーン・シルバー・マット」という専用色になっています。
未来的な雰囲気が良く出ていますよね。

iX3(市販バージョン)

iX3の市販バージョン。コンセプトとX3(ガソリン車)の中間みたいなデザインだ。

こちらはガソリン車のX3。

リア周りはコンセプトに忠実だ。

参考画像として、X3(ガソリン車)のリア周り。

市販バージョンのiX3は、コンセプトをX3に近づけたようなデザインですが、開口部が少ないためスッキリとした印象になっています。

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インテリア

iX3のインテリア

BMWライブコクピットプロフェッショナルが搭載されている。

クラウドベースのナビを搭載。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応している。

セレクターレバーの形状はX3と同じだが、青い加飾が追加されている。

スカッフプレートにもiX3の文字。

シート形状もX3と同様だ。

ラゲッジスペース容量は、5名乗車時で510リッターです。
リアシートを倒せば最大で1,560リッターまで拡大できます。

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パワートレイン

iX3のパワートレイン。モーターはリアアクスルに搭載されており、後輪を駆動する。

iX3には、第5世代のBMW eDriveテクノロジーが搭載されています。
システムの出力密度は、BMWの既存のEVと比較して30%も向上しているそうです。
バッテリー単体でも、重量エネルギー密度が20%向上しています。
モーター、パワーエレクトロニクス、充電技術、そして高電圧バッテリーは、いずれもBMWが独自に開発したものです。

スペック

iX3のスペック
最高出力 286 ps
最大トルク 400 Nm
バッテリー容量 80 kWh
航続距離(WLTP) 460 km
0-100km/h 6.8 秒
最高速 180 km/h

iX3ではモードの選択によって回生ブレーキの効き方が変化します。
Bモードでは回生ブレーキを強めたワンペダル・ドライブが可能ですし、Dモードでは運転状況に合わせて回生とコースティングがアダプティブに選択されるようになります。
回生ブレーキの強さも3段階に調整できるようです。

DC急速充電を用いれば、最大150kWで充電できます。
全容量の80%をチャージするのに要する時間は、わずか34分です。
たった10分間の充電でも100km(WLTP)走行できます。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

iX3は2020年7月14日(現地時間)に発表されました。
生産は中国・瀋陽にあるBMWブリリアンスオートモーティブにて行われます。
中国市場には2020年後半に投入される予定ですが、日本導入時期は不明です。

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