ロールス・ロイス カリナン ラグジュアリーSUVの最高峰

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ロールス・ロイスが、同社の112年の歴史において初のSUVとなる「カリナン」を発表しました。
世界最大のシングルピース・ダイヤモンドにちなんで名付けられたカリナンは、名前の由来どおり世界で最もラグジュアリーなSUVです。

今回はロールス・ロイス カリナンのスペックと画像をまとめましたので、ぜひご覧ください。


ロールス・ロイス カリナンの概要

エクステリア

ロールス・ロイス カリナン
威風堂々という表現がぴったりのフロント周り。
SUVだが、ロールス・ロイスをイメージさせるルックスに、ちゃんとなっている。
The Claspと呼ばれるリアゲート。
コーチドアはもちろん健在だ。

ロールス・ロイスが「all-terrain high-bodied car」と表現するカリナンは、全長5341mm全幅2164mm全高1835mmホイールベース3295mmという堂々たる体躯を誇ります。
しかしロールス・ロイス ファントム(ショートホイールベース仕様)と比べると、全長は約500mmも短いです。

カリナンもロールス・ロイス伝統の「コーチドア」を継承しています。
また、上下に分割して開くリアゲート「The Clasp」は、カリナンならではの装備です。

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インテリア

豪華絢爛なインテリア。
タッチスクリーンが初採用された。
「スピリット・オブ・エクスタシー・コントローラーで」操作する。
3名がけのリアシートはこんな感じ。
2名がけのリアシートは、センターコンソールがドリンクキャビネットになる。
ロールス・ロイスにはシャンパンフルートがよく似合う。

ロールス・ロイスとしては初めて、タッチスクリーン式のディスプレイが装着されました。
インフォテイメントは「スピリット・オブ・エクスタシー・コントローラー」で操作できます。

デジタル・インフォテイメント・クラスターでメーター類も一新。

リアシートを2人乗りの構成にすることも可能です。
その場合は後席中央にドリンクキャビネットやシャンパンフルート、デキャンター、ウィスキーグラスなどを収納したセンターコンソールが装着され、優雅にお酒を楽しめます。

ラゲッジスペース容量は560〜1930リッターと巨大です。
ちなみにラゲッジスペースと客室の間はガラスで仕切られているため、リアゲートを開けても、客室内の気温が変化することはありません。

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シャシー

ロールス・ロイス ファントムで用いられた、オールアルミ製プラットフォームが採用されています。
スペースフレームを基盤とすることで、十分な車体剛性を確保することができました。

マジックカーペット・ライドを実現すべく、エアサスは1秒間に数百万回もの計算を行い、足回りの硬さを道路に合わせて調整するそうです。

アプローチ・アングルやディパーチャー・アングルは公表されていないものの、オフロード走行に対応すべく、カリナンのフロントアクスルは完全に新設計されています。
53.34センチの水深にまで対応しているそうです。

駆動方式はもちろん4WDで、オール・ホイール・ステアリングも標準装備。
ホイールは22インチとなっています。

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パワートレイン

6.75リッター・V型12気筒ガソリンツインターボは、571ps・850Nmというスペックです。
1600rpmという低回転から、最大トルクを発生させます。

ロールス・ロイスは0-100km/hのデータを公表しませんでしたが、車重2660kgという重量級の車体でも、これだけのパワーとトルクがあれば不足はないでしょう。

燃費は15L/100km、つまり6.67km/Lです。

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安全装備

ロールス・ロイスはカリナンを「世界で最も技術的に高度なタイプの車」と位置づけているため、安全装備にも抜かりはありません。
ナイトビジョンシステムや、パノラミックビューを含む4カメラビューシステム、全方位可視性、ヘリコプタービュー、コリジョン・ウォーニング、クロストラフィック・ウォーニング、レーン・ディパーチャー・ウォーニングなどが用意されています。

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価格・発売日

カリナンは年末までに発売される可能性が高いです。

英国価格は250,000ポンド、米国価格は320,000ドルだと言われています。
大体3500〜3700万円くらいですが、日本ではもう少し高額になるでしょう。

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