AMG GT S ロードスター 中間モデルだが性能は上位の「GT C」に近い
AMG GTロードスターに、「S」が追加されます。
上位モデルの「C」と標準車の間を埋めるモデルです。
今回はAMG GT Sロードスターの概要についてお伝えします。
AMG GT Sロードスターの概要
エクステリア
エクステリアの標準装備はAMGクロームパッケージですが、AMGエクステリアカーボンファイバーパッケージ(スプリッターやミラーなど各部をカーボンファイバー製パーツに置き換え)や、AMGエクステリアナイトパッケージ(グリルなど各部のハイグロスブラック塗装)も選択できます。
インテリア
AMGシルバークロームインテリアパッケージが標準装備されています。
他にも幾つかのトリムオプションがあり、例えばAMGブラックピアノラッカーでは、マット・カーボンファイバーやマット・シルバー・ファイバーグラスの加飾を選択可能です。
シャシー
アルミニウム製のダブルウィッシュボーン式サスペンションには、AMGライドコントロールが標準装備されています。
走行シチュエーションに応じたモード選択が可能な、電子制御アダプティブ・ダンパーです。
電子制御ディファレンシャルは、リアに置かれたコンパクトなトランスミッションハウジングと一体化されています。
このトランスアクスルレイアウトにより、47:53という理想的な前後重量配分を実現しました。
オプションでAMGダイナミック・プラスパッケージを選ぶこともできます。
内容はアクティブ・エンジンマウントの追加やサスペンションの強化、ステアリング応答性の向上、「M」および「RACE」モードでのパワーバンド拡大などです。
なお、GT Cにはある4輪ステアリングシステムは、GT Sではオプションとなっています。
パワートレイン
エンジンは4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボです。
パワーは522ps、トルクは670Nmを発生します。
トランスミッションはAMGスピードシフトの7速DCTです。
モデル | 最高出力(ps) | 最大トルク(Nm) | 0-100km/h(秒) |
---|---|---|---|
GT Cロードスター | 557 | 680 | 3.7 |
GT Sロードスター | 522 | 670 | 3.8 |
GTロードスター | 476 | 630 | 4.0 |
GT Sロードスターはモデルラインナップの中間に位置しているというよりも、むしろGT Cロードスターに近いスペックです。
価格・発売日
価格はまだ判明していません。
ヨーロッパでは7月までには発売される予定です。
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