スバルWRXとWRX STIに特別仕様車「Series.Gray」追加(米国仕様)
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スバルがWRXおよびWRX STIの米国仕様車に、Series.Gray(シリーズ・グレー)という特別仕様車を設定しました。
WRXは750台、WRX STIは250台のみという台数限定での販売となります。
スバルは米国に投入した特別仕様車を日本でも販売してきた過去がある(例えばBRZ GT)ので、Series.Grayも国内で発売されるかもしれません。
それではSeries.Grayの装備内容を見ていきましょう。
WRXおよびWRX STI Series.Grayの概要
エクステリア
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Series.Grayだけの特別なボディカラーとして、クールグレーカーキが採用されています。
XVなどに使われているボディカラーですが、WRXを彩るのは初めてでしょう。
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トランクリッドの「SUBARU」ロゴは、クリスタルブラックシリカ仕上げの専用品です。
折りたたみ可能なミラーと18インチホイール(STIは19インチ)も、ブラック仕上げとなっています。
WRX STI Series.GrayのBremboブレーキキャリパーはシルバー塗装されており、STIのロゴはブラックという特別仕様。
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一方、WRX Series.GrayはフロントにJURID製ブレーキパッドが装着されており、ブレーキキャリパーはブラック塗装、STIロゴはピンクです。
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なおWRX STI Series.Grayの足回りは、倒立式のビルシュタインSTIチューンドサスペンションにアップグレードされています。
LEDステアリング・レスポンシブ・ヘッドライトや、LEDフォグライトも装着されますが、WRX Series.Grayにムーンルーフの設定はありません。
インテリア
内装の特徴としては、ステアリングやシートにウルトラスエードが多用されていることです。
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WRX STI Series.Grayには、カーボンブラックレザーとウルトラスエード、そしてレッドステッチで仕上げられたステアリングが装着されています。
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ドライバーズシートはどちらのグレードでもRecaro製で、8wayのパワーシートです。
こちらも表皮はウルトラスエードとなっています。
ブラックとレッドの配色がかっこいいですね。
プッシュボタンスタートによるキーレスエントリーも、もちろん両方のグレードに装備されています。
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パワートレイン
WRX Series.Grayは2.0リッター・ボクサー4(272ps)です。
WRX STI Series.Grayは、2.5リッター・ボクサー4(314ps)ですが、日本で発売されるとすれば2.0リッター仕様になると思います。
ギアボックスはどちらも6速マニュアルトランスミッションのみです。
価格・発売時期
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米国価格はWRX Series.Grayが32,595ドル、WRX STI Series.Grayは39,695ドルからです。
1ドル=110円換算だと、前者が約358.5万円、後者は約436.6万円となります。
Series.Grayは2018年6月3日にワシントンDCで開催された「Boxerfest」で発表されました。
よって米国での販売はすでに始まっています。
デリバリーは2018年秋からです。
かっこいい(特に内装)モデルなので、日本でもぜひ発売してもらいたいですね。
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Posted by dangoliath