マツダがCX-5に2.5リッター直噴ガソリンターボを追加か
CX-5にSKYACTIV-G 2.5T(253ps・470Nm)が追加されるかもしれません。
カリフォルニア大気資源局(CARB)の証明書によると、CX-9の2.5リッターガソリンエンジンを、CX-5にも搭載することが記述されています。
CX-9に現在搭載されているエンジンは、SKYACTIV-G 2.5Tだけです。
今回はマツダ・CX-5が直噴ターボを搭載する可能性と、搭載した場合のポテンシャルを分析します。
CX-5がSKYACTIV-G 2.5Tを搭載するかも?
CARBの証明書の記述には、「DFI(直噴)」「TC(ターボチャージャー)」「2.5L」の記述があります。
SKYACTIV-G 2.5Tのことと見て、ほぼ間違いないでしょう。
CX-5の事情を考えてみると、アメリカ市場ではまだSKYACTIV-D 2.2(190ps・450Nm)がラインナップされていないため、2.5リッターか2.0リッターのガソリン自然吸気(前者は188ps・250Nm、後者は156ps・199Nm)しか選択肢が無いのです。
CX-5にSKYACTIV-G 2.5Tを載せれば、これまでカバーできていなかった、ハイパフォーマンスSUVの領域を押さえることができます。
北米マツダの販売台数の47.3%を占める(2018年5月のデータ)CX-5の魅力を高めることは、マツダにとってもメリットが大きいはずです。
CX-5 2.5Tのライバルはポルシェ・マカンか
CX-5がSKYACTIV-G 2.5Tを採用した場合には、ポルシェ・マカンと同等のパフォーマンスを獲得することになります。
比較対象は素のマカンであって、マカンSやマカンターボではありませんが、間違いなくハイパフォーマンスSUVの世界に片足を突っ込むことになるわけです。
素のマカンは252ps・370Nmというスペックです。
北米仕様の車重は1770kgとなっています。
一方、SKYACTIV-G 2.5Tは253ps・470Nmですから、トルクに関してはマカンより上です。
また車重に関しても、2.5リッター自然吸気エンジンを搭載する北米仕様の4WD車で1675kgですから、ターボ化によって重くなったとしても、マカンと同等のレベルに収まるはずです。
SKYACTIV-G 2.5Tを搭載したCX-5のパフォーマンスは、国産車離れしたものになるでしょう。
出典・参考サイト
Is the Mazda CX-5 About to Go Turbocharged? – thetruthaboutcars.com
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