アレスデザイン プロジェクト・ポニー フェラーリ GT4ルッソをベースに412を復活させる!

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アレスデザインが、フェラーリ・GT4ルッソをベースにしたプロジェクト・ポニーのデザインを発表しました。
かつてのV12フェラーリである365GT4 2+2や、412などにインスパイアされたモデルです。
GT4ルッソはシューティングブレークなので、外観に大きな変更が施されることになります。

今回はプロジェクトポニーの画像と、概要を見ていきましょう。


プロジェクトポニーに影響を与えた車

フェラーリ・365GT4 2+2とフェラーリ・412は、基本的には同じボディとシャシーの設計を持つ車です。
365GT4 2+2、400、400i、412と名称を変えながら、17年の長きに渡り生産されました。

フェラーリ 412

フェラーリ 412

365GT4 2+2は、ピニンファリーナがデザインしたGTカーです。
エンジンはあのデイトナと同じ4.4リッター・V型12気筒で、340psを発揮しました。
400iの頃には排ガス規制のために出力が310psに低下しましたが、5リッター化された412の時代には元の340psに戻っています。

400と呼ばれていた頃には、フェラーリ史上初のオートマチック・トランスミッションを搭載したモデルもありました。
ボルグ・ワーナー製の3速ATを搭載した400 Automaticは、その車の性格と一致していたためか、大ヒットしたそうです。

写真は400GTi。ボッシュのKジェトロを採用したモデルだ。

レザー張りのインテリアに、意外と広い後席のスペース、そして振動や防音対策もきちんと施されているなど、豪華なGTカーとして必要な性能を備えていました。
何より当時唯一のV12フェラーリであることが、人気の秘訣だったようです。

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アレスデザイン プロジェクトポニーの概要

ヘッドライトはポップアップするようだ。

リアの佇まいは412そのもの。

412のようなシャープな面構成ではないが、これはこれでかっこいい。

渋いインテリア。

パノラミックルーフのおかげで、圧迫感は全く無い。

初期に発表したレンダリングからほぼ変わっていません。
変更点といえば、フロントフェンダー後方のアウトレットがわずかに小さくなったことと、4本出しマフラーの角度が上向きになったことくらいです。

パワートレインはベースのGT4ルッソから変更されていません。
自然吸気のV12を搭載するモデルは690psを、3.9リッター・V8ターボのGT4ルッソTは610psを発生します。
駆動方式はAWDです。

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価格・発売日

予約は既に受け付けているようです。

価格に関しては「顧客の求める仕様による」とアレスデザインは主張していますが、ヨーロッパでは70万ユーロ(約9,084万円)以上の価格になると考えられています。

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