フェラーリのハイブリッド・スーパーカー「F171」 エンジンはV6!
フェラーリがハイブリッド・スーパーカーを開発中です。
フェラーリ社内では「F171」というコードで呼ばれています。
このページではフェラーリのハイブリッドスーパーカーについて、現在判明している最新情報を随時更新中です。
更新情報
パワートレインの最新情報を追加しました。(2021/02/18)
最新のスパイショットを追加しました。(2020/03/01)
フェラーリのミッドシップ・ハイブリッドに関する最新情報
エクステリア
スパイショット
2018年10月18日にフィオラノで撮影されたスパイショットです。
スパイショットの車は黒いカモフラージュで覆われていますが、フェラーリのインサイダーによると、その下には完成品のボディが既に存在するということです。
デザインに関しては「本物の宇宙船のようだ」と、インサイダーは語っています。
空力面では、F1由来のデバイスが搭載されるようです。
DRS(ドラッグ・リダクション・システム)の装着が、フェラーリによって既に言及されています。
最新のスパイショット
2020年2月に撮影されたスパイショットです。
以前にフィオラノで撮影されたモデルと同一かは不明ですが、高電圧ステッカーが貼られているので、ハイブリッドのテストカーであることは間違いありません。
インテリア
次世代のフェラーリには、「革新的なインストルメントクラスター」「ヘッドアップディスプレイ」「新しいステアリングホイール」「最先端のインフォテインメントシステム」が装備されます。
パワートレイン
フェラーリは2018年9月に開催したイベントにおいて、「スポーツカーレンジにおける2層のミッドシップ・リアエンジンラインナップ」計画を明らかにしています。
それらのモデルには「新しいパワートレイン」「ハイブリッドなどのF1にインスパイアされたテクノロジー」「サーキット志向のヒューマン・マシン・インターフェース」が搭載されると語っていました。
フェラーリは2022年までにモデルラインナップの60%をハイブリッドにすると宣言しています。
そのためV6ハイブリッドとV8ハイブリッドの両方が新開発されるでしょう。
ハイブリッドモデルとしては、「SF90と488の間に新モデルが追加される」という説や、「488のハイブリッド版が登場する」という説などがありますが、詳細は不明です。
ただしSUVのプロサングエがハイブリッドになることは確実視されています。
ハイブリッドのシステムの詳細も判明していません。
フェラーリはターボラグの無い「ターボハイブリッド」を開発中だと公表していますが、これがF1のMGU-Hのようなものになるかはわかりません。
2021年2月18日追記
F171に搭載されるエンジンは3.0リッター・V型6気筒ガソリンツインターボです。
バンク角は120°という広角で、奇しくもマクラーレン アルトゥーラと同一となっています。
ターボチャージャーをVバンクの間に設置するいわゆる「ホットV」というレイアウトが採用されるため、コンパクトかつ低重心なパッケージとなるでしょう。
シングルモーターセットアップで、モーターはクランクシャフトと同一軸線上に設置されるそうです。
システムの総出力はおよそ700ps。
エンジンが600ps程度を負担し、残りをモーターで補うと見られています。
EV走行の航続距離は24~32km程度にとどまる見通しです。
価格・発売日
フェラーリ F171は、2021年後半に登場予定です。
価格は20万ポンド(記事更新時点のレートで2,932万円)程度になると言われています。
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