1949年型マーキュリー・クーペをテスラのパワートレインでEV化!
1949年型のマーキュリー・クーペにテスラのパワートレインを搭載することでEV化したモデルを、Icon Electricという会社が開発しました。
この型式のマーキュリー・クーペといえば、シルベスター・スタローンの映画「コブラ」での活躍が有名です。
360°ターンしながら追手に銃撃を加えるシーンなど、見事なカーアクションが次々と展開されます。
今回はEV化されたマーキュリー・クーペの画像と概要をご覧ください。
1949年型マーキュリー・クーペ・EV仕様の概要
ベースとなっているのは第3世代のマーキュリー・エイト・クーペです。
1949~1951年の期間に製造されたこの車は、4.2リッター・V型8気筒を搭載していましたが、Iconはそれをテスラのパワートレインに載せ替えました。
デュアルモーターに容量85kWhのバッテリーを組み合わせたパワートレインは、400ps・637Nmを発生します。
モーターはトランスミッション・トンネル内に設置され、バッテリーモジュールはボンネット内とラゲッジスペースに収納されているようです。
航続距離は241~322km。
充電器はCHAdeMO(125A)とテスラ・スーパーチャージャーのどちらにも対応しており、フル充電にわずか90分しかかかりません。
内外装はきれいにレストアするのではなく、歴史を感じさせるようにあえてサビや古臭さを残してあります。
その古臭さと最新のパワートレインとのギャップが、この車の最大の魅力でしょう。
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