フェラーリ SF90ストラダーレ 1000馬力のスーパーPHEV!

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フェラーリSF90ストラダーレを公開しました。
最高出力1000psを誇る、PHEVのスーパーカーです。


車名は当初ディーノになるという説があったものの、フェラーリ社の創立90周年ということで「SF90ストラダーレ」となりました。
ちなみにSF90という車名は、フェラーリのF1マシンにも使われています。
また、当初はエンジンとしてV型6気筒が採用されると言われていたものの、蓋を開けてみればV型8気筒でした。

このページでは、フェラーリ SF90ストラダーレに関する最新情報をまとめています。

更新情報

正式発表に伴い、ページ内の画像と記述を全面的に修正しました。また、スパイショットは削除しました。(2019/05/30)

最新のスパイショットを追加し、パワートレインに関する情報を更新しました。(2019/05/25)

最新情報に基づき、記事内容を修正しました。また、パワートレイン価格・発売日の項目を追加しました。(2019/05/15)


フェラーリ SF90ストラダーレの概要

エクステリア

フェラーリ SF90ストラダーレ

かなりキャブフォワードなデザイン。フライング・バットレスがそれを強調している。

コンパクトなバブル・シェイプのキャビンは、空力に貢献している。

ルーフからテールエンドへのラインに連続性が無いのが特徴。

テールライトのリングは横長の形状となり、ワイド感を強調する。

これまでのベルリネッタとは一線を画すデザインとなっています。

ヘッドライトは細いスリット・デザインになりました。
LEDマトリックスヘッドライトが採用されており、そのアクティブビームコントロールによって、あらゆる運転状況における視認性を向上させています。

リアエンドで目を引くのは、高い位置にあるエキゾーストです。
しかしパワートレインはこれまでのフェラーリよりも低い位置にあるため、テールは低くなっています。

空力性能も突出しており、250km/hで走行時に390kgのダウンフォースを発生するそうです。

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インテリア

SF90ストラダーレのインテリア

まるで航空機のコクピットのようだ。

ステアリングにもタッチパッドが装備されている。

メータークラスターは16インチのカーブド・ディスプレイ。

エアコンはタッチパネルで操作するようだ。

レーシーなバケットシート。

Hパターンのシフトゲートをオマージュしたセレクター。

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シャシー

マルチマテリアルとマルチテクノロジーのアプローチにより、軽さと高剛性を両立しています。

SF90ストラダーレの車重はわずか1,570kgしかありません。
プラグインハイブリッドとしては驚異的な軽さです。

それでいてシャシーは従来比で曲げ剛性が20%、ねじり剛性は40%も向上しています。
前後のバルクヘッドはカーボン製だそうです。

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パワートレイン

ICE(内燃機関)は、3,990cc・V型8気筒ガソリンツインターボです。
これまでのV8(3,902cc)からボアアップされ排気量が大きくなった他、吸排気システムも新設計(エキゾーストにはインコネル採用)され、バルブ径も大径化、ヘッドもコンパクトになっています。
コンプレッサーの最適化や、小径フライホイールによる低重心化など、細部にも抜かりはありません。
同じV型8気筒といえど、中身はまるで別物です。

ギアボックスの8速デュアルクラッチトランスミッションも、完全に新設計されました。
入力トルクが増大したにも関わらず、ギアボックスの重量は7kg軽量化されています。
これはバックギアを廃止したことが大きいようです。
ちなみにバックギアの機能は、フロントのモーターで代替されました。

そのモーターはフロントに2つ、リアに1つ搭載されています。
リチウムイオン電池も搭載されており、EV走行モードの「eDriveモード」を選択すれば、約25kmの距離をモーターのみで走行可能です。
駆動方式はAWD(全輪駆動)となっています。

SF90ストラダーレのパフォーマンス

ICEは780ps・800Nmを、3つのモーターは220psを発生します。
システムの最大出力は1000ps・800Nmです。

0-100km/hはわずか2.5秒。0-200kmでもたったの6.7秒しかかかりません。
最高速は340km/hです。

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価格・発売日

2019年5月29日に、マラネロで発表されました。
発売日はまだ判明していません。

価格は600,000ユーロになると見られています。
記事執筆時点のレートで日本円に単純換算すると、約7,368万円です。

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