新型フィアット500 ラインナップはEVのみ。航続距離は320km!
新型フィアット500にはICE(内燃機関)を搭載したモデルが用意されず、EV(電気自動車)のみとなります。
当初新型フィアット500には48Vマイルドハイブリッドを搭載されると言われていたのですが、方針転換されたようです。
その新型500がついに正式発表されました。
基本的なフォルムは旧型の500と同じに見えますが、ヘッドライトがよく見ると半円になっており、丸いのはデイタイムランニングライト(DRL)だけになっています。
他にもミラーの付け根がAピラーのコーナー(サイドウィンドウの付け根)に移設されているなど、変更点は結構あるようです。
このページでは新型500の最新情報を随時更新しています。
更新情報
ハッチバックのエクステリアとハッチバックのインテリア画像を追加しました。また、スパイショットは削除しました。(2020/06/09)
エクステリアとインテリアの画像を追加し、パワートレインの情報を更新しました。(2020/03/05)
流出した公式画像(エクステリア)と流出した公式画像(インテリア)を追加しました。(2020/03/03)
流出画像を追加しました。(2020/02/24)
最新のスパイショットを追加しました。(2020/01/21)
エクステリアのスパイショットと、インテリアのスパイショットを追加し、パワートレインと発売日の情報を追記しました。(2019/12/18)
新型フィアット500の最新情報
エクステリア
コンバーチブル
フロントには「FIAT」のバッジではなく、「500」のバッジが装着されています。
ホイールはシティカーとは思えないほど巨大ですね。
フォルムはおなじみの形状ですが、フェンダーはこれまでよりも張り出しているようです。
旧型と比較すると、全長は+6cm、全幅も+6cm、全高は+4cm、ホイールベースは+2cmということで、一回り大きな車体となっています。
ハッチバック
インテリア
コンバーチブル
ダッシュボード周りは完全に新設計されています。
以前3本スポークだったステアリングは、新型ではデュアルスポークになりました。
シート表皮にもキャンバストップと同様にFIATのロゴが並んでいておしゃれですね。
なお、新型500eはAndroid AutoやApple CarPlayに対応しています。
ハッチバック
パワートレイン
116hpの電動モーターと、42kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
航続距離は320km(WLTP基準)です。
85kWの急速充電器にも対応しており、使用時にはバッテリー容量の85%をわずか35分でチャージできます。
家庭用電源でも充電可能で、easyWallboxと呼ばれるソリューションを使えば最大7.4kWで充電でき、6時間で新型500のバッテリーをフルチャージできます。
パフォーマンスは、0-100km/hが9秒と平凡です。
最高速は150km/hに制限されています。
ちなみにワンペダルドライブが可能とのことです。
また、レベル2自動運転も搭載されています。
価格・発売日
ヨーロッパでの価格はコンバーチブルが37,900ユーロから、ハッチバックが34,900ユーロからだそうです。
記事更新時点のレートで日本円に単純換算すると、それぞれ462.7万円、426.0万円となります。
ただしこの価格は初期限定モデルの「ラ・プリマ」というグレードのものなので、スタンダードモデルの価格はもう少し安くなるでしょう。
新型500コンバーチブルは、2020年3月4日(現地時間)に発表されました。
ワールドプレミアムクラブはジュネーブモーターショーの予定でしたが、新型コロナウィルスの影響によりショーが中止されたため、実車の発表日程は不明です。
生産は2020年第2四半期(4~6月)に開始され、欧州では2020年後半に発売されます。
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