ロメオ・フェラーリス チンクオーネ・カタール レーシーなのにラグジュアリーなアバルト500

チューニング,自動車文化

イタリアのチューナーでレーシングカービルダーでもあるロメオ・フェラーリスが、Cinquone Qatar(チンクオーネ・カタール)というモデルを発表しました。
ペルシャ湾の精神を具現化したというマシンには、レーシーな見た目とは裏腹に、高級感あふれる内装が施されています。

今回はCinquone Qatarの内外装の画像と、その概要について見ていきます。


ロメオ・フェラーリスとは?

1959年に創業されたロメオ・フェラーリスは、その半世紀以上の歴史の中で、69のタイトルと1000以上の勝利を積み上げてきたそうです。
同社はサーキットで行われる自動車レースだけでなく、海を舞台にしたパワーボートのレースでも活躍していました。

Cinquone Assetto

近年はツーリングカーレースにおいてフィアット・500を走らせています。
また、アルファロメオ・ジュリエッタをベースにしたTCRマシンの製作も行っているようです。

Alfa Romeo Giulietta QV TCR

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Cinquone Qatarの概要

エクステリア

ワイドボディ化によってトレッドが拡大されているだけでなく、調整式のビルシュタインダンパーや、特大サイズのブレーキも装着されています。

インテリア

Cinquone Qatarの最大の特徴は、その豪勢なインテリアです。
白とバーガンディに金色をあしらったレザートリムに、ロングパイルのカーペットが敷き詰められた室内は、アラブの王族をイメージさせます。

でもワインと美食の国で生まれた車ですから、センターコンソールにはシャンパンフルートがピッタリと収まるホルダーが装備されています。

センターコンソールから飛び出している部分がシャンパンフルート用のホルダー。

リアシートは除去されており、ロールケージとヘルメットのためのスペースになっています。
こんなに高級そうな内装の車にロールケージを装着するなんて、明らかにミスマッチなはずなのですが、違和感無く収まっているのが見事ですね。

エンジン

エンジンは251psにパワーアップされています。
バリアブル・エキゾーストも装着されているようです。

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Cinquoneは日本でも買える

Cinquone USA Tribute

Cinquoneは先述のQatarや、SEMAショーのために作られた「USA Tribute」のような特別なカスタムモデルだけでなく、コンプリートカーとして販売されているカタログモデルもあります。

Cinquone(2017年モデル)

そしてCinquoneは、日本でも購入可能です。
日本で買えるのは「Cinquone WIDE」というモデルのみのようですが、パワーなどの仕様は選べるみたいですよ。
詳しくはロメオ・フェラーリス・ジャパンの公式サイトをご覧ください。

Romeo ferraris JAPAN 公式サイト

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