新型フィアット500は2019年登場、48Vマイルドハイブリッド搭載!
フィアット・クライスラー・オートモビルズのCEOであるセルジオ・マルキオンネ氏が、新型500についてコメントしました。
今回は現在判明している情報から、次期500の姿に迫ります。
上記予想CGの出典: autoexpress.co.uk
新型フィアット500のデザイン
新型フィアット500のパワートレイン
現行の3代目500には、1.3リッターディーゼルが設定されています(日本未導入)が、これの廃止はすでに決定済みです。
替わって追加されるのが、48Vマイルドハイブリッドです。
スズキ・スイフトに使われている12Vマイルドハイブリッドよりも効率が良く、アシスト力も大きいのが特徴となります。
マルキオンネ氏はハイブリッド化は不可避だと考えているようですが、問題は技術そのものではなく、消費者がそのコストを支払うかどうかだとコメントしており、コスト面からするとフルハイブリッドよりも、48Vマイルドハイブリッドが妥当だと考えているようです。
ちなみにプラグインハイブリッド(PHV)が追加される可能性もあるようですが、こちらに関してもコスト次第とのこと。
ディーゼルの廃止も、排ガス規制の強化による開発コスト高騰が主な理由のようです。
燃費規制も厳しくなる一方ですし、低コストでの開発を強いられる安価な小型車の開発は、今後ますます難しくなっていくことでしょう。
新型フィアット500の価格・発売時期
燃費対策を48Vマイルドハイブリッドで行うことで、次期500の価格は現行型とほぼ同じか、もしくは少し安くなりそうです。
発売時期に関してですが、MY2019(MYはモデルイヤーの略。2018年下半期〜2019年上半期を指す)として登場すると見られています。
なぜかと言うと、現行の3代目500が登場したのは2007年9月であり、フルモデルチェンジの時期はとうに過ぎているのですが、2016年1月にマイナーチェンジしたばかりなので、現行モデルがもう少し延命されるのは確実です。
また、MY2018(2017年下半期〜2018年上半期に販売されるモデル)の500は現行モデルであり、すでに発表されています。
したがって新型500は、MY2019として登場する可能性が高いのです。
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