トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)はマツダ デミオ!? 両者を画像で比較
トヨタが新型ヤリス(日本名はヴィッツだったが、新型からヤリスに改称予定)の画像を公開しました。
しかしどこからどう見ても、顔つきが違うだけのマツダ デミオ(海外名: マツダ2)です。
トヨタはマツダと資本提携しており、ヤリスのセダンバージョン(ヤリスiA)に関しては、既にマツダからOEM(相手先ブランド名製造)で調達しています。
トヨタの主力車種であるヤリス・ハッチバックに関しても、ついにデミオのOEMに切り替わるようです。
今回は新型ヤリスとデミオを、画像で比較したいと思います。
新型ヤリスの概要
エクステリア
フロントマスク以外はデミオと変わりません。
テールライトはデミオからそのまま流用されています。
ホイールも中央のロゴだけはトヨタに変更されていますが、デザインは全く同じです。
トヨタはスバルと共に86/BRZを開発したり、BMWと共同でZ4/スープラを開発したりしてきましたが、いずれもトヨタならではのアイデアやデザインが盛り込まれていました。
しかし新型ヤリスは、デミオと顔つきが違うとはいえ、実質的にはバッジエンジニアリングの域を抜け出ていないように見受けられます。
全長は4,105mm(米国仕様)ということなので、デミオ(4,060mm)よりもわずかに長いようです。
しかしホイールベースは同じ(2,570mm)なので、増えた分の全長は外観の変更に起因するものなのでしょう。
インテリア
インテリアもデミオそのままです。
センターコンソールのディスプレイも、マツダコネクトと同じく7インチのものが使われています。
ラゲッジスペース容量は450リッターとのことですが、現行型デミオの5名乗車時ラゲッジスペース容量は280リッターなので、450リッターというのはリアシートを倒した状態の数値でしょう。
パワートレイン
エンジンに関しても、マツダのものが搭載されると考えられています。
有力候補は1.5リッター・直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンの「SKYACTIV-G 1.5」です。
最高出力は110ps前後になるでしょう。
組み合わされるトランスミッションは6速オートマチックです。
運転支援システム
何らかのプリクラッシュブレーキが装備されると言われていますが、それがトヨタ・セーフティセンスなのか、それともマツダのスマート・シティ・ブレーキ・サポートなのかは不明です。
価格・発売日
4月19日から開催されるニューヨーク国際オートショーでワールドプレミアされます。
価格や発売日に関する情報は、その際明らかになるはずです。
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