メルセデス・ベンツ新型GLA より広く、より安全になったコンパクトSUV

Mercedes-Benzの新車情報

メルセデス・ベンツ GLAがフルモデルチェンジされました。

初代GLA(X156型)は2013年に発表、2014年から販売が開始されたモデルです。
その後、初代GLAは2017年にマイナーチェンジされたものの、既にインフォテイメントなどは旧式化していました。
満を持してのフルモデルチェンジというわけです。

ベースとなっているのは新型Aクラス(W177型)で、新型GLAも数多くの特徴を受け継いでいます。

今回は新型GLAクラスのスペックや画像など、概要をご覧ください。

更新情報

正式発表に伴い、ページ内容を全面的に更新しました。スパイショットは削除しました。(2019/12/12)

ティザースケッチと最新のスパイショットを追加しました。(2019/12/10)

AMG GLA 45のエクステリアと、AMG GLA 45のインテリアの項目を追加しました。(2019/11/11)

エクステリアのスパイショットを最新のものに差し替え、インテリアのスパイショットを追加しました。(2019/07/26)

スパイショットを鮮明なものに差し替えました。(2019/06/20)


新型GLAクラスの概要

エクステリア

新型GLA

画像はクリック(スマホの場合はタップ)で拡大できます。

ついに登場した新型GLA

基本的にはAクラスと同じデザインだが、グリルの上下幅が拡大されている。

ヘッドライトは形状もLEDも一新された。

全長は短くなったが、全高が大幅に増したのが新型GLAの特徴だ。

比較的スッキリとしたデザインだが、よく見ると筋肉質だ。

リア周りはフロント以上にAクラスのイメージが残っている。

テールランプのLEDデザインはGLB風だ。

AMG GLA 35

こちらはAMG GLA 35。グリルが異なるが、エアロは大人しめだ。

スタンダードなGLAとは異なり、ラウンドテールパイプを装着する。

AMG仕様は、パナメリカーナグリルやフロントスプリッター、ドアハンドルのクローム加飾、AMGスポイラーリップ、ディフューザーインサート、ラウンドテールパイプ、ツインスポークデザインの19~21インチホイールなどを装着していますが、控えめなチューニングのGLA 35ということもあってか、エアロのデザインは大人しめです。

ボディサイズ

各部の寸法(mm)
全長 4,410
全幅 1,834
全高 1,611
ホイールベース 2,729

数値は全て欧州仕様のものです。
先代と比べると、新型GLAは全長が14mm短くなったものの、ホイールベースは30mm長くなり、全高は104mmも高くなりました。
全幅も30mm拡大されています。
ホイールベースが伸びたことで、後席の足元(レッグルーム)は116mmも広がりました。

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インテリア

新型GLA

新型GLAのインテリア

デザインはAクラス準拠。

インフォテイメントはおなじみのMBUXだ。

シートはコンフォート寄りのデザイン。

ラゲッジスペース容量は435リッター(先代比+14リッター)

MBUXには2つのバリエーションがあり、一つは7インチモニタ*2の仕様、もう一つは10.25インチ*2の仕様です。
フルカラーのヘッドアップディスプレイ(HUD)も用意されています。
ナビは拡張現実(AR)や音声制御に対応しているそうです。

AMG GLA 45のインテリア

AMG GLA 35のインテリア

AMG GLA 35のシートは、非常にスポーティーなデザインとなっている。

レッドステッチが施されたスポーツシートは、人工皮革のArticoとDinamicaマイクロファイバー仕上げです。
Dシェイプのステアリングホイールは、ナッパレザー巻きのAMGマルチファンクションスポーツステアリングホイール。
カーボンファイバートリムやステンレススポーツペダルなども装着されています。

ちなみにMBUXとAR技術の組み合わせにより、サーキットにおいて理想的なコーナリングラインをHUD上に表示することができるのだとか。
SUVでサーキット走行する人がどれほど居るのかは疑問ですが、面白い機能です。

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シャシー

新型Aクラスと同様に、MFA2プラットフォームが採用されています。
アルミと高張力鋼板の使用割合を高めることで、ねじり剛性をアップしつつ軽量化も果たしています。

AMG GLA 35

5つのドライブプログラム(スリッパリー、コンフォート, スポーツ, スポーツ+, インディビジュアル)を備えたAMGダイナミックセレクト、特別なラックと可変ギア比を備えた速度感応型スポーツパワーステアリング、アップグレードされたブレーキシステム、高速コーナリング向けにチューンされたAMGサスペンションを搭載しています。
なお、アダプティブ・ダンパーのAMG Ride Controlはオプションです。

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パワートレイン

グレード 排気量(L) 出力(ps) トルク(Nm)
GLA 200 1.3 163 250
AMG GLA 35 2.0 306 400

AMG GLA 35は、0-100km/hの加速を5.1秒でこなし、最高速は250km/hに達します。

トランスミッションは、GLA 200が7G-DCT、AMG GLA 35がAMG SPEEDSHIFT DCT 8Gです。
なお、AMGは全輪駆動の4MATICのみとなります。

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運転支援システム

  1. アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
  2. アクティブステアリングアシスト
  3. アクティブスピードリミットアシスト
  4. ナビに連動したルートベースの速度調整
  5. 回避ステアリングアシスト
  6. アクティブレーンキープアシスト
  7. アクティブブラインドスポットアシスト
  8. アクティブブレーキアシスト
  9. PRE-SAFE ® PLUS

1は渋滞時の自動追従や、ECOドライブモード時のコースティングをアシストします。

2はナビ連動によるレーンチェンジアシストが可能です。

3は交通標識を認識して、制限速度の変化にアクティブに対応します。

8は旋回操作とクロストラフィック機能を備えたブレーキアシストです。

9は追突の潜在的な危険性を検知し、ブレーキをしっかりとかけることで玉突き衝突を回避し、むち打ちのリスクを軽減します。

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価格・発売日

価格に関する情報はまだありません。

新型GLAは、2019年12月11日(現地時間)に発表されました。
ヨーロッパでの発売は2020年春、アメリカでは2020年夏頃に発売されるそうです。
日本はアメリカと同時期か、少し遅れての導入となるでしょう。

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