ロータス エヴォーラGT さらなるダウンフォースと軽さを追求!
ロータスがエヴォーラGTを発表しました。
従来のエヴォーラ・スポーツ410と、エヴォーラ400に替わるモデルです。
今回はエヴォーラGTの概要をご覧ください。
ロータス エヴォーラGTの概要
エクステリア
グリルのメッシュは軽量なコンポジット製です。
フロントフェンダーの上部にはルーバーが新設され、エヴォーラ400の2倍というダウンフォース量(64kg)に貢献しています。
フロントタイヤ後方のカーブドAパネル(ホイールハウスに向かって絞り込まれている部分)やサイドステップ、リアバンパーなどはカーボン製です。
オプションのカーボンパックを装着すると、フロントアクセスパネルやルーフパネル、スポイラーおよびルーバー付きのテールゲート、そしてディフューザーまでもがカーボン製となります。
これにより22kgの軽量化が可能です。
ボディサイズ
寸法(mm)と重量(kg) | |
---|---|
全長 | 4,394 |
全幅 | 1,972 |
全高 | 1,233 |
車重(標準車) | 1,440(AT車は1,451) |
車重(最軽量) | 1,408 (AT車は1,419) |
数値は米国仕様のもの。
車重(最軽量)は、カーボンパックとチタン製エキゾースト装着車のもの。
軽量化オプションをフル装備したエヴォーラGTの車重(1,408kg)は、エヴォーラ400比で32kgも軽くなります。
インテリア
室内はアルカンターラで仕上げられています。
コントラストステッチはツインカラー仕様。
ステアリングはマグネシウム製で、レザーおよびアルカンターラ巻きです。
メーターフードはカーボン、SPARCO製シートもカーボンです。
エヴォーラGTはApple CarPlayやAndroid Autoに対応しています。
Bluetoothも使える他、衛星ナビ、リアビューカメラなども標準装備です。
2シーターまたは2+2のレイアウトを選択可能ですが、後席を付けたとしても、実際に大人が座るのは厳しいでしょう。
シャシー
ホイールは鍛造アルミで、フロント19インチ、リア20インチです。
タイヤはミシュランのパイロットスポーツカップ2で、フロントに245/35、リアに295/30を履いています。
サスペンションはビルシュタインのスポーツダンパーと、アイバッハスプリングの組み合わせです。
ブレーキはAPレーシング製の4ピストンキャリパーを前後に装着。
ブレーキローターはフロントが370φ、リアは350φで、いずれもクロスドリルド加工が施されたベンチレーテッドディスクです。
エヴォーラGTには4つのモード(ドライブ、スポーツ、レース、オフ)を備えたESP(横滑り防止装置)が搭載されています。
これらはダッシュボードのスイッチで切り替え可能です。
スポーツおよびレースを選択すると、スロットルレスポンスも向上します。
パワートレイン
3.5リッター・V型6気筒エンジンには、Edelbrock製スーパーチャージャーが装着されています。
ギアボックスはトルセンLSD付きの6速MTが標準で、パドルシフト付きの6速ATはオプションです。
オプションのチタン製のエキゾーストは、パワーの向上こそ無いものの、リアオーバーハングを10kgも軽くできます。
カーボンパックと合わせれば、車重を1,408kgまでダイエット可能です。
性能 | MT車 | AT車 |
---|---|---|
出力(ps) | 422 | |
トルク(Nm) | 430 | 450 |
0-96km/h | 3.8 | 3.9 |
最高速(km/h) | 303 | 280 |
燃費(km/l) | 8.5 |
価格・発売日
北米地域(アメリカおよびカナダ)では既に注文可能なようですが、日本に導入されるかは不明です。
米国価格は96,950ドルとなっています。
記事執筆時点のレートで換算すると、約1,053万円です。
しかし先代モデルであるエヴォーラ400の日本価格が1,258万円なので、エヴォーラGTがもし日本に導入されたとしても、米国価格よりは高くなるでしょう。
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