トヨタ GRヤリス 軽量・ハイパワーな4WDホットハッチ!
WRC(世界ラリー選手権)にインスパイアされた4WDホットハッチ「トヨタ GRヤリス」が、東京オートサロンでついに発表されました。
このページではGRヤリスの最新情報を随時更新中です。
更新情報
正式発表された情報を追加しました。(2020/01/10)
カモフラージュ無しのスパイショットとインテリアの画像を追加しました。(2019/12/14)
エクステリアの画像を追加しました。(2019/12/12)
ヤリス GR-4の最新情報
エクステリア
3ドアボディ
まず驚きなのは、3ドアの専用ボディであるということです。
現行型のヤリスは5ドアモデルのみが販売されていますが、GRヤリスだけは3ドアとなります。
ドアの枚数(=開口部の面積)が少ないほどボディ剛性を高くしやすいので、GRヤリスはあえて3ドアなのでしょう。
しかもGRヤリスは、クーペ風のスタイリングに改められています。
空力なども考慮した結果だと思われますが、ここまで徹底しているのは驚きです。
車名こそヤリスですが、まったくの別車種と考えた方がいいかもしれません。
WRカーのようなエアロパーツ
また、オーバーフェンダーや大型のリアスポイラーなど、WRカーをイメージさせるエアロパーツも装着されています。
ティザームービーに映っているホイールはENKEIのRC-G5というグラベル用のものなので、市販バージョンにも装着されるかは不明です。
ボディサイズ
寸法(mm) | GRヤリス | ヤリス"Z" |
---|---|---|
全長 | 3,995 | 3,940 |
全幅 | 1,805 | 1,695 |
全高 | 1,460 | 1,500 |
ホイールベース | 2,558 | 2,550 |
スタンダードなヤリスと比較すると、GRヤリスはかなりワイド&ローになっています。
インテリア
ステアリングやシフトブーツなどは本革っぽく見えます。
コントラストステッチが施されており、アルミペダルやシートもスポーティーな印象です。
シフトレバーは明らかにマニュアルなので、6速MT仕様が用意されるのは確実でしょう。
シャシー
スポーツ4WDプラットフォームが採用されました。
高剛性と理想的なサスペンションジオメトリを実現し、スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」と共に、優れた動的性能を生み出しています。
GR-FOURは、前後デフにトルセンLSD、センターデフに電子制御多板クラッチデフを搭載する4WDシステムです。
「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の3種類からモードを選択できます。
サスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット、リアはマルチリンクです。
ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスク。
タイヤは前後ともに225/40ZR18です。
軽量な車体
ボンネット、トランクリッド及びドアパネルはアルミ製です。
そしてルーフには、形状自由度の高いSMC工法で成形されたCFRP製のルーフパネルを採用しています。
3ドア化されたことも相まって、車重は1,280kgと比較的軽量です。
パワートレイン
エンジンは1.6リッター。直列3気筒ターボで、最高出力は272ps、最大トルクは370Nmです。
AMG A45 S 4MATIC+(2.0リッターターボで421ps)には及びませんが、それでもリッター当たり170psですから、かなりのハイチューンといえるでしょう。
駆動方式は4WDで、トランスミッション6速マニュアルですが、CVT仕様も後に追加されるようです。
価格・発売日
価格は「RZ “First Edition"」が396万円、「RZ “High-Performance・First Edition"」が456万円となっています。
後者はトルセンLSD、冷却スプレー機能付空冷インタークーラー、BBS製鍛造アルミホイールなどが装着された特別仕様車です。
GRヤリスは、2020年の東京オートサロン(1月10~12日)で発表されました。
デリバリーは2020年6月末以降になるとのことです。
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