エッティンガー・TCRジャーマニー・ストリート ゴルフGTIを限界までチューニング!
ドイツの老舗チューナーであるエッティンガー(OETTINGER)が、
TCRジャーマニー・ストリート・デザイン・パッケージ
を装着したゴルフGTIを発表しました。
このゴルフGTIは速さだけでなく、かっこよさでもずば抜けています。
ツーリングカーレースシリーズである「TCR」の名前が付くのは、エングストラー・モータスポーツと提携によって開発されたものだからなのだそうです。
現在エングストラーのチームはTCRジャーマニーに参戦していますが、過去にはWTCC(世界ツーリングカー選手権)をリキモリカラーのBMWで戦っていたので、その名を覚えている方もいると思います。
今回はOETTINGER TCR Germany Streetのスペックと画像をご覧ください。
エッティンガー・TCRジャーマニー・ストリートの概要
大迫力のワイドボディ
レーシーなスタイルのエアロキットが一通り装着されていますが、最大の特徴はワイドボディ化されていることです。
80mm拡大された全幅は、低さを強調するフロントスプリッターと相まって、ワイド&ローな印象を作り出しています。
275/25という低扁平率のタイヤに、20インチの大径ホイールを組み合わせたことも、迫力ある外観に一役買っているようです。
ちなみにこのキットはコンプリートカーだけでなく、MY2013から2018までのゴルフGTI/ゴルフRに装着できます。
インテリアの変更点はわずか
シートがレカロのフルバケットシートに交換されています。
このレカロは「TCR Germany Street」の刺繍が入った専用品です。
ハイパワーを受け止めるシャシー
サスペンションは調整式のものに変更されています。
オーナーが望むならば、タイヤとサスペンションを自由に調整できるそうです。
動力性能の向上に対応すべく、フロントには380φのブレーキディスクが装着されています。
エッティンガーのハイパフォーマンス・ブレーキキャリパーとの組み合わせです。
エンジンはGTIクラブスポーツSを超えるハイパワー
2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボのTSIエンジンは、360ps・470Nmものパワーとトルクを発生します。
ちなみにエッティンガー製の鍛造ピストンと交換すれば、450psも狙えるのだそうです。
しかし360ps仕様でも、0-100km/hは5秒フラット、最高速は274km/hという、FFホットハッチとしては比類なきパフォーマンスを実現しています。
ちなみにフォルクスワーゲンがニュルブルクリンクのFFレコードを更新すべく開発した「ゴルフGTIクラブスポーツS」の動力性能は、0-100km/hが5.8秒、最高速が265km/hというものでした。
エッティンガー・TCRジャーマニー・ストリートは、それを大きく上回っているのです。
価格・発売日
価格は不明ですが、発売日は2018年6月と発表されています。
エッティンガーの代理店は日本にもあるので、国内でもTCRジャーマニー・ストリートのキットを入手できるかもしれません。
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