
スズキがスイフトスポーツなどの3車種に、48ボルトマイルドハイブリッド搭載するそうです。
今回はその概要をご覧ください。
スズキ・48Vマイルドハイブリッドの概要
48Vマイルドハイブリッドが新たに搭載されるのは、スイフトスポーツ、エスクード、そしてSX4 Sクロスの3車種です。
スズキの48Vマイルドハイブリッドは、ベルト駆動のインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG)、リチウムイオン電池、48V-12Vコンバーターで構成されています。
システムの重量は15kg未満だそうです。
これに組み合わされるのは、現行のK14C ブースタージェットエンジンの改良型である「K14D ブースタージェットエンジン」となります。
ISGによる電動アシストによって、エンジン回転数が2,000rpmという低回転域でも、235Nmのトルクを発生させることが可能になるそうです。
現行のK13Cブースタージェットエンジンの最大トルクは、230Nm / 2,500-3,500rpmですから、低回転域でさらに大きなトルクを利用できるようになるわけですね。
最高出力のアシスト分に関してはまだ情報が無いのですが、トルクの上昇幅からすると、それほど大きなものではないでしょう。
最大でも15psくらいだと思います。
また、16km/h未満の速度域では、電力のみの走行も可能なのだとか。
これらの電動アシストにより、WLTP基準で最大20%ものCO2削減・15%の燃費向上を実現するとスズキは主張しています。
バッテリーやコンバーターは、重量配分を考慮してフロントシート下に搭載されるそうです。
システム自体も軽量なので、ハンドリングに悪影響を及ぼすことはないでしょう。
電気の力でスイフトスポーツがさらに速くなるに違いありません。
48Vマイルドハイブリッドを搭載した3車種は、ヨーロッパでは2020年3月から発売されるそうです。
日本導入時期は不明ですが、ヨーロッパでの発売から大きく遅れることはないと思います。
Source: carscoops.com
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