シビックタイプR リミテッドエディションが鈴鹿サーキットのコースレコードを更新!

ホンダの新車情報

ホンダ シビックタイプRリミテッドエディションが、鈴鹿サーキットにおいて前輪駆動車のコースレコードを更新しました。
タイムは2分23秒993です。


以前のレコードホルダーはルノー メガーヌRSトロフィーRで、そのタイムは2分25秒454でしたから、シビックタイプRは約1.5秒もタイムを更新したことになります。


シビックタイプR リミテッドエディションの鈴鹿レコード更新

タイムを更新したのは市販バージョンではなく、あくまで開発車両とのことですが、市販バージョンと技術仕様の違いは無く、改造や性能向上は一切行われていないそうです。

シビックタイプR リミテッドエディションは、専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールを装着してバネ下重量を軽量化。
サーキットでのパフォーマンスに優れたミシュラン パイロットスポーツ カップ2タイヤを履き、専用セッティングのアダプティブダンパーとEPSを搭載しています。
エンジンやブレーキの冷却性能も向上しているなど、ラップタイムの向上にフォーカスして開発されたモデルです。

BBS製20インチ鍛造アルミホイール

エンジンは2.0リッター・直列4気筒VTECターボで、320ps・400Nmという出力・トルクは標準モデルと変わりません。
しかし2ピースフローティングブレーキシステムによるブレーキフィールと制動力アップが、制動時間の短縮と高速コーナリング性能の向上をもたらし、鈴鹿のS字やスプーンカーブでのスピード維持に貢献したのだそうです。

また、軽量な鍛造アルミホイールによるロードホールディングの改善が、デグナーや130Rから脱出する際のトラクションを向上させたのだとか。
タイヤのグリップ力アップとダンパー制御の改良も、高速域での方向転換を容易にしています。

さらにエンジンの冷却性能が向上したことで、ラップ終盤のバックストレートでもパワーダウンすることなく、トップスピードに到達しました。
これらがコースレコードの更新を実現したのです。

シビックタイプR リミテッドエディションは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、発売が遅れています。
日本では200台限定で販売される予定です。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。