ホンダが北米のモデルラインナップを大幅に見直し。新型シビックは2021年に発売!
ホンダが北米市場のモデルラインナップを、2021年から大幅に変更することを発表しました。
また、11代目となるシビックが2021年に登場することも明らかになっています。
ホンダの2021年北米モデルラインナップ
フィットの廃止
日本では新型フィットに切り替わったばかりですが、北米では今も旧型モデルが販売されています。
そして、新型に切り替わることなく2020年限りで廃止される予定です。
北米でフィットが廃止される背景としては、若い顧客がシビックハッチバックやHR-V(日本名: ヴェゼル)に集中していることが挙げられます。
特にシビックハッチバックは、フィットの2倍も売れているのだとか。
HR-Vも2019年には19%も売上が伸びており、フィットの存在感は年々薄くなっていたようです。
一部MT車の削減
北米ではシビッククーペ(日本未導入)とアコードに、マニュアルトランスミッション(MT)を搭載したモデルがあったのですが、これも廃止されます。
また、2ドアクーペの需要減少に伴い、シビッククーペも生産を終了するそうです。
北米ではMT車の需要が大幅に減少しており、それに対応するための措置とのこと。
過去数年間の総販売台数のうち、MT車の比率はわずか1~2%だったということですから、仕方がないのでしょう。
しかしそれでもホンダは、2019年にアメリカで最もMT車を販売したブランドだったのだそうです。
言及が無いので、おそらくシビックハッチバックのMT車はラインナップに残ると思いますが、2021年に登場する11代目シビックには、MT車が用意されないかもしれません。
なお、ホンダのイギリス・スウィンドン工場閉鎖に伴い、シビックハッチバックの生産はアメリカ・インディアナ州の工場に移管されます。
新型シビック(11代目)の投入
ホンダは2021年に、11代目となる新型シビックを発売する予定です。
北米では晩春にデビューします。
最初に登場するのは、おそらくセダンでしょう。
ハッチバックなどの車種はセダンの発売後に順次投入されると思われます。
タイプRはそれらの後なので、2022年になるかもしれません。
新型HR-V(ヴェゼル)の投入
ベースのフィットがフルモデルチェンジしたことを受け、HR-V(ヴェゼル)も新型に切り替わります。
北米では2022年に登場すると言われていますが、これがモデルイヤー2022(MY2022, 2021年下半期~2022年上半期生産モデル)のことだとすれば、2021年に新型HR-Vがデビューする可能性があります。
アコードとリッジラインのマイナーチェンジ
2021年には主力セダンのアコードと、ピックアップトラックのリッジライン(日本未導入)がマイナーチェンジ(M/C)されると言われています。
現行型のアコードは、北米では2017年10月に発売されたのに対し、日本導入は2020年とかなり遅れました。
M/C後モデルが国内に導入されるのはいつになるのでしょうか。
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