フェラーリ ポルトフィーノM 進化したGTスパイダー

Ferrariの新車情報

フェラーリポルトフィーノMを発表しました。「M」は「Modificata(改造)」を意味しています。
具体的な変更点はパワートレインの更新と内外装の微修正です。

今回はポルトフィーノMの概要をご覧ください。


ポルトフィーノMの概要

エクステリア

フェラーリ ポルトフィーノM

フロントバンパーのヘッドライト下には切れ込み(エアベント)が入った。

リアバンパーとディフューザーは新設計。全体と調和したデザインになった。

フロントバンパーの開口面積が増えた他、グリルにもアルミニウム製のスラットが採用されました。
また、車両の全体的なドラッグを低減するため、ホイールアーチの高さにエアベントが新設されています。このエアベントはフロントラジエターから出た空気の一部を、流速を高めつつ排出するためのものです。
そのエアベントの切れ込みが入ったフロントバンパーにより、サイドビューとの連続性がさらに強調されています。

リアディフューザーは完全に新設計され、リアバンパーとは独立したものに。
エキゾーストシステムが新しくなったことでサイレンサー・アセンブリが取り外され、テールエンドはよりコンパクトになっています。
それに伴いリアバンパーのデザインも一新され、より流線型で彫刻的なデザインとなりました。

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インテリア

ポルトフィーノMのインテリア。デザインは基本的に変わっていない。

シートはマグネシウムを用いた革新的な構造を採用。密度の異なるパッドとコンパクトなシートバックにより、後部座席のスペースを確保できたのだとか。
また、シートにはベンチレーションやネックウォーマーなども搭載されています。

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パワートレイン

エンジンはフェラーリ ローマと同じ3.9リッター・V型8気筒ガソリンツインターボです。
最高出力は620ps、最大トルクは760Nmを発生します。
最大トルクは以前のポルトフィーノと同じですが、最高出力は20psアップしました。

トランスミッションは以前の7速から、8速DCTに進化。
また、フェラーリのGTスパイダーとしては初となる、5ポジション(Wet, Comfort, Sport, Race, ESC-Off)のマネッティーノが採用されています。

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