トーテム・アウトモビリ GTエレクトリック ジュリアGTAをEV化!

チューニング

イタリアのトーテム・アウトモビリが、「GTエレクトリック」を発表しました。
1965年型のアルファロメオ ジュリアGTAEV(電気自動車)に改造したレストモッド(レストア+モディファイ)です。

今回は古くて新しいジュリアGTAの概要をご覧ください。


トーテム GTエレクトリックの概要

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

トーテム・アウトモビリ GTエレクトリック

一見するとジュリアGTAだが、よく見ると全面的に作り直されている。

車体のあらゆる所にスピーカーが仕込まれている。

リアフェンダーの張り出しが大迫力。リアタイヤがツライチなのも良い。

EVなのでエキゾーストは無い。

ボディサイズ

各部寸法(mm)
全長 4,080
全幅 1,760
全高 1,240
ホイールベース 2,401

目次に戻る

インテリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

GTエレクトリックのインテリア

ステアリングホイールにはアルファロメオの紋章が彫り込まれている。

シフトレバーにもアルファの紋章。作り込みがすごい。

専用開発されたオーディオ。古いラジオのような見た目が良い。

シートはカーボンファイバーにレザーを貼り付けたもの。

ドアトリムには何もない。上質だがミニマルなのが魅力。

クラシカルなデザインの内装ですが、メーターはデジタル・ディスプレイ化されていますし、キーレスエントリーにも対応しています。
オーディオはGTエレクトリック用に開発された独自のもの。
シートやペダル位置、ステアリングホイールなどは、顧客の体型に合わせて製作されます。

なお、後部座席はバッテリーを搭載するために除去されているので、GTエレクトリックは2シーターです。

目次に戻る

シャシー

元々のシャシーの10%ほどが流用されているだけで、ほとんどが新設計されたものです。
サスペンションはアルミニウム、ボディはカーボンファイバーで作られています。
そのため市販バージョンの車重は1,270kgしかありません。
車体が小さいとはいえ、EVでこの軽さは驚異的です。

ショックアブソーバーはビルシュタイン製で、オプションで電子制御式も選べます。
ブレーキはブレンボ製で、ディスクは前後とも345φという巨大なもの。
タイヤはフロント205/40-17、リアは245/40-17です。

目次に戻る

パワートレイン

モーターの最高出力は518ps、最大トルクは980Nmです。パワーはそれほどでもありませんが、トルクは流石EVといえる値ですね。

バッテリー容量は50.4kWhで、航続距離は360kmとアナウンスされていますが、この数値がWLTP基準のものなのかは不明です。

パフォーマンスは、0-100km/hが3.4秒、最高速は245km/hとなっています。

目次に戻る

価格・発売日

GTエレクトリックは100%ハンドメイドということで、価格も発売日も無いようなものでしょう。顧客が望むならばどこまでも作り込めるはずです。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。