メルセデス・マイバッハSクラス ラグジュアリーカーの最高峰がフルモデルチェンジ

Mercedes-Benzの新車情報

メルセデス新型マイバッハSクラスを発表しました。
ラグジュアリーカーの最高峰であるマイバッハが、新型Sクラスの登場似合わせてフルモデルチェンジされました。

マイバッハSクラスは、2019年に約12,000台を世界で販売したそうです。
特に中国では2桁成長しているということで、ラグジュアリーカーとしてはかなりの人気モデルといえます。新型の登場でさらに勢いが増すことでしょう。

今回は新型マイバッハSクラスの概要をご覧ください。


新型マイバッハSクラスの概要

エクステリア

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新型マイバッハSクラス

ツートンカラーの塗装は手作業で、最大1週間かけて行われるという。

130万個のマイクロミラーで配光するDIGITAL LIGHTは、様々なグラフィックを投影できる。

伸びやかなサイドビュー。ホイールベースは約3.4m。

デザイン自体はSクラスとさほど変わらない。

リアドアはパワーアシスト付きのコンフォートドアとなっている。

Cピラーにはマイバッハのエンブレム。

ボディサイズ

各部寸法(mm)
全長 5,469
全幅 1,921
全高 1,510
ホイールベース 3,396

ホイールベースはSクラスのロングホイールベースモデルと比較して180mm延長されています。
それに合わせて全長も同じだけ長くなりました。

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インテリア

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新型マイバッハSクラスのインテリア

センターコンソールのディスプレイは12.8インチのOLED。

後部座席のエグゼクティブシートは43.5°までリクライニング可能。ふくらはぎもマッサージできる。

テーブルを展開することもできる。

シャンパングラスを収納するコンパートメントも完備。

シャンパングラスをしっかりと固定できるホルダーも用意されている。

吸音材の追加や、リアサイドウインドウの三角窓の厚みを増すなどして、NVH(騒音、振動、ハーシュネス)対策が強化されています。
アクティブロードノイズコンペンセーションも装備され、騒音と逆位相の音をスピーカーから流すことで低周波ノイズを低減しています。

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シャシー

アダプティブADS+ダンパーを備えたAIRMATICエアサスペンションが標準装備されています。
ステレオカメラで前方の道路をスキャンし、サスペンションを適切に調整するE-ACTIVE BODY CONTROLサスペンションはオプションです。
また、サスペンションやステアリング、ESP、パワートレインなどの特性を変更できるDYNAMIC SELECTには、乗り心地を重視したマイバッハモードが追加されました。

新型Sクラスで導入されたリアアクスルステアリングはオプションですが、装備すれば最小回転半径が6.7mから5.7m(もしくは6.2m)に減少します。

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パワートレイン

マイバッハS580 4MATICに搭載されるエンジンは、4.0リッター・V8ガソリンツインターボです。
最高出力は496psで、48Vマイルドハイブリッドにより21psのアシストが得られます。

マイバッハS650には、6.0リッター・V12ガソリンツインターボが搭載されます。
こちらは621psです。

PHEV(プラグインハイブリッド)仕様も用意されます。
こちらは3.0リッター直6ターボとモーターの組み合わせで503psを発生します。

トランスミッションは全車9速オートマチックです。

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運転支援システム・安全装備

新型Sクラスと同様に、レベル3運転支援システムが搭載されています。
また、シートベルトにもエアバッグが装着されており、合計で18個のエアバッグが乗員を保護します。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

マイバッハSクラスは、2021年半ばに発売されます。
日本導入時期は不明です。

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