狩猟用ハイブリッド!? ハンターのための「プレデタープリウス」

チューニング

アメリカ・テキサス州に拠点を構えるスターウッド・モータースは、普段は主にジープの改造をしているそうですが、今回改造したのはトヨタ プリウスです。
プレデタープリウス」と名付けられたこの車両は狩猟用で、どんな大物を仕留めても持ち帰れるようにカスタマイズされています。

今回は狩猟に特化したトヨタ プリウスの概要をご覧ください。


プレデタープリウスの概要

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テールゲート部分をカットして装着したベンチシート。

最大の特徴は、ラゲッジスペース部分をカットして取り付けてあるベンチシートです。
猟銃を置くための銃架も装備されており、ハンターが獲物を見つけたら即座に準備することができます。

ライフルを置いておく銃架が両脇に備えられている。

フロントには堅牢なバンパーと巨大なウインチ、車体底面を衝撃から保護するアンダーガードを装着。
タイヤもオフロード仕様ですから、かなりの悪路でも走破できるはずです。
ボンネット上のカーゴラックは、戦利品を輸送するために装着されています。

一見しただけではプリウスとわからないフロント周り。

ウインチがあるのでスタックしても脱出できる。

フロントには仕留めた獲物を載せるカーゴラックを装備。

ラゲッジスペース部分に搭載されていたスペアタイヤは、ルーフラックに移設。
また、ルーフラックにはLEDライトが数多く設置されており、夜間の狩猟にも対応できるようになっています。

ルーフラックにはスペアタイヤを搭載。

夜間にライトで鹿を集めて仕留める狩猟方法もあるようだが、米国では大半の州で禁止されているそうだ。

カラーリングはサージグリーン・スターウッド・シグネチャーフィニッシュ。
モスグリーンのようなカラーですが、パウダーコート塗装のリンクル模様のような風合いがあります。

ハイブリッドカーと狩猟という組み合わせは奇妙に見えますが、走行音が非常に静かなプリウスは、こちらの存在を獲物に気取られにくいというメリットがあるので、実はシナジーがあるのかもしれません。
また、燃費が良ければ行動半径も大きくできるので、その点でもハイブリッドにはメリットがありますね。

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