メルセデス EQE SUV ラグジュアリーと多用途性の融合
メルセデス・ベンツがEQE SUVを発表しました。EVであるEQEセダンのSUVバージョンです。
また「AMG EQE 43 4MATIC SUV」「AMG EQE 53 4MATIC+ SUV」も併せて発表されています。
今回はEQE SUVの概要をご覧ください。
EQE SUVの概要
エクステリア
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ボディサイズ
寸法と重量 | |
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全長(mm) | 4,863 |
全幅(mm) | 1,940 |
全高(mm) | 1,686 |
ホイールベース(mm) | 3,030 |
車重(kg) |
インテリア
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EQE SUVにはヒートポンプが搭載されており、バッテリーの排熱を車内の暖房に使用できます。これにより電力の消費を抑え、航続距離を伸ばしています。
シャシー
サスペンションはフロントが4リンク、リアがマルチリンクです。
ダンパーはエアサスのAIRMATICで、連続可変ダンピングを備えている他、最低地上高を30mm引き上げることもできます。
ドライブモードはECO、COMFORT、SPORT、INDIVIDUALの4つですが、全輪駆動の4MATIC搭載車にはOFFROADモードも用意されています。
AMG
EQE 43 4MATICおよびEQE 53 4MATIC+には、アダプティブダンピングを備えたAMGライドコントロール+サスペンションが標準装備されています。
また、アクティブリアアクスルステアリングも標準装備されており、後輪に最大9.0度の舵角が付きます。低速走行時は前輪とは逆に舵角が付くことで小回りが効き、高速走行時は前輪と同じ方向に舵角が付くことで安定したハンドリングが可能となります。
EQE 53には、電気機械式のアクティブロールスタビライザーが装備されています。48Vの補助電源システムで作動するこのスタビライザーは、凸凹路面ではスタビライザーの左右を切り離して乗り心地を向上させ、スポーツドライビング時にはスタビライザーの左右を結合してロールを抑制します。
ブレーキはフロントが6ピストンキャリパーと415Φのディスクという組み合わせ。リアはシングルピストンキャリパーに378Φのディスクを組み合わせてあります。オプションでAMGセラミック・ハイパフォーマンス・コンポジット・ブレーキも用意されており、さらなる制動力を付与することも可能です。
パワートレイン
EQEには「350+」「350 4MATIC」「500 4MATIC」の3グレードが用意されています。
350+は215kW(292ps)・565Nm、350 4MATICは215kW(292ps)・765Nm、500 4MATICは300kW(408ps)・858Nmを発生します。
バッテリー容量は90.6kWhで、10年間または250,000kmの保証付きです。また、バッテリー管理ソフトウェアは無線アップデートに対応しています。
航続距離は350+が480~590km、350 4MATICは459~558km、500 4MATICが460~547kmです。システム電圧は400Vで、170kWのDC急速充電を用いれば15分間で220km分の電力をチャージできます。
AMG
EQE 43 4MATICは350kw(476ps)・858Nm、EQE 53 4MATIC+は460kW(626ps)・950Nmを発生します。EQE 53については、AMG DYNAMIC PLUSパッケージを装着した場合、505kW(687ps)・1000Nmとなります。
0-100km/は、EQE 43が4.3秒、EQE 53のAMG DYNAMIC PLUSパッケージ装着車が3.5秒です。
最高速はEQE 43が210km/h、EQE 53が220km/h、EQE 53のAMG DYNAMIC PLUSパッケージ装着車が240km/hとなっています。
航続距離はEQE 43が431~488km、EQE 53が375~470kmです。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
EQE SUVは2022年12月から、アメリカ・アラバマ州の工場で生産が開始されます。日本導入時期は不明です。
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