VW タイゴ コンパクトボディに半自動運転を搭載したクーペSUV

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フォルクスワーゲン(VW)が、コンパクトなクーペSUV「タイゴ(Taigo)」を発表しました。
全長は4.3m弱ということで、マツダ CX-3に近いサイズです。

今回はVW タイゴの概要をご覧ください。


VW タイゴの概要

エクステリア

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VW タイゴ。画像はR-Line。

ヘッドライトの下にLEDフォグランプを装備している。

顔つきはベースとなった南米専用モデル「Nivus」と同じだが、バンパーがリフレッシュされている。

低く構えたプロポーションがスポーティな印象。

テールゲートはクーペ風に処理されている。

テールゲートガラスの下端はかなり高い位置にあり、リアエンドは尻上がりなデザインとなっている。

水平基調なテールライトなど、リア周りは他のVW車と一線を画す。

ボディサイズ

寸法
全長(mm) 4,266
全幅(mm) 1,757
全高(mm) 1,494
ホイールベース(mm) 2,566

マツダ CX-3は全長4,275mm*全幅1,765mm*全高1,550mm、ホイールベースが2,570mmなので、全高以外はほぼ同じサイズです。
タイゴはクーペSUVだからか、全高がかなり低く設定されています。

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インテリア

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VW タイゴのインテリア

コクピットはデジタル化されている。

フラットボトムなステアリングを装着している。

シートはコンベンショナルな形状。なお、この画像だけはR-Lineのものではない。

R-Lineのスカッフプレート

ラゲッジスペース容量は438リッター。

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パワートレイン

エンジンは1.0 TSIと1.5 TSIの2種類です。
前者には95psと110ps仕様の2つがあり、後者は150ps仕様のみとなっています。
トランスミッションは95ps仕様が5速MTのみ。110psおよび150ps仕様は6速MTが標準、オプションで7速DSGが用意されています。
駆動方式は前輪駆動のみです。

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運転支援システム

半自動運転システムの「I.Q.Drive トラベルアシスト」が搭載されています。
これは30~210km/hまでの速度域において、ステアリング、ブレーキ、アクセルの操作を車両が行うシステムです。
しかし、あくまで半自動運転なので、ドライバーがステアリングから手を離すことはできません。

トラベルアシストの他には、カメラ映像やGPS、地図データなどを利用し、速度を予測制御する「プレディクティブACC」や、車線変更アシスタントの「レーンアシスト」、時速5~85km/hの速度域で歩行者を検知できる自動ブレーキの「シティエマージェンシーブレーキ」なども搭載されています。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていませんが、開始価格は20,000ユーロ未満になると見られています。

VW タイゴは、2021年秋に発売予定です。
EU28ヶ国と南アフリカ、トルコで販売されます。
日本市場向きのボディサイズなので、今後国内に導入される可能性もあるでしょう。

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Posted by dangoliath