レクサスLFAが160万ドルで落札される

自動車文化

先日のモンテレーカーウィークにおいて開催されたRMサザビーズのカーオークションに、レクサスが作ったスーパーカー「LFA」が出品されました。

驚くべきはその落札価格です。
LFAは新車販売時に37.5万ドル(日本価格は3750万円)で販売されていた車ですが、オークション出品時の予想価格は110万ドル(約1.2億円)。そして実際の落札価格はなんと160万ドル(約1.75億円)でした。
出品された個体がニュルブルクリンク・パッケージ(新車販売時44.5万ドル)という特別仕様車だったことを考慮しても、驚異的な金額です。
ちなみに同じオークションに出品されたブガッティ ヴェイロンは、走行距離わずか400kmという個体であったにもかかわらず、落札価格は154万ドルでした。

今回は160万ドルで落札されたLFAの概要をご覧ください。


レクサス LFAの概要

エクステリア

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レクサス LFA ニュルブルクリンク・パッケージ

ニュルブルクリンク・パッケージはフロントスプリッターが大型化されている。

ニュルブルクリンク・パッケージにはカナードが付属。

ワイド&ローでロングノーズ・ショートデッキという、FRスポーツカーにとって理想的なプロポーションが美しい。

ホイールはBBS製の20インチ鍛造アルミ。

巨大なリアウィングがニュルブルクリンク・パッケージ最大の特徴だ。

カーボンの織り目が美しいリアウィング。

センター出しのトリプルエキゾーストは発表当時衝撃的だった。

LFAは世界限定500台、そのうちニュルブルクリンク・パッケージは64台(50台という説も)しかありません。ちなみに米国に導入されたニュルブルクリンク・パッケージは25台だそうです。
この個体のシリアルナンバーは303 / 500。なお、黒のボディカラーは米国に3台しかないそうです。
走行距離は約1,500kmとなっています。

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インテリア

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スエード地のシート。かなりレーシーなデザインだが、リクライニングできそうな形をしている。

Dシェイプのステアリング。メーターのグラフィックもかっこよかった記憶がある。

ドア内側はカーボンとスエード地で仕上げられている。

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パワートレイン

4.8リッター・V型10気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載するLFAは、最高出力570ps(標準車は560ps)、最大トルク470Nmを発生します。
ニュルブルクリンク・パッケージの最高出力発生回転数は9,000rpmという高回転型エンジンです。

トランスミッションは6速ASG(Automated Sequential Gearbox)。
ニュルブルクリンク・パッケージの変速スピードは最速で0.15秒です。

標準車のパフォーマンスは、0-100km/hが3.7秒、最高速は325km/hとなっています。

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Posted by dangoliath