ホンダが新型シビックタイプRのプロトタイプを公開

ホンダの新車情報

ホンダ新型シビックタイプRのプロトタイプを公開しました。
車両全体がカモフラージュされていますが、それでもベース車両のハッチバックや先代モデルとの違いがいくつか確認できます。
今回はプロトタイプのティザー画像をご覧ください。


新型シビックタイプRのティザー画像

新型シビックタイプRのプロトタイプ。これからニュルブルクリンクでのテスト走行を開始するという。

新型のフロントバンパーは、中央に巨大な開口部があるだけで、シンプルなデザインです。
先代モデルのフロントバンパー両サイドにあったダミーダクトは見当たりませんが、カモフラージュに隠れているだけかもしれません。
また、グリルのハニカム構造は、シビックハッチバックと微妙に異なるパターンになっています。

先代FK8のフロントバンパー両サイドには、巨大なダミーダクトが装着されていた。

ブレーキがブレンボ製なのは先代から変わりません。
しかしタイヤ銘柄は、先代のコンチネンタル スポーツコンタクト6から、ミシュラン パイロットスポーツ4に変更されています。

シンプルになったリア周り。

リア周りもシンプルでクリーンなデザインです。
リアスポイラーのサイズは相変わらずですが、先代モデルのように巨大な翼端板を備えていないため、ルーフラインと上手く調和しています。
リアバンパーにあった大きなダミーダクトも、新型には無さそうです。

先代FK8のリア周り。

トリプルエキゾーストは、中央の口径が大きく、左右の口径が小さいという組み合わせになっています。先代は中央に小さな口径のマフラーエンドが装着されており、エキゾーストサウンドを調整するレゾネーターとつながっていました。

スペックに関する情報はまだありませんが、先代と同様のFWD(前輪駆動)となる可能性が高いです。
エンジンも2.0リッター・直4ターボを引き続き搭載しますが、わずかにパワーアップすると見られています。
6速マニュアルトランスミッションも健在です。

新型シビックタイプRは2022年にデビューします。電化されていないホンダ製スポーツカーとしては、最後のモデルになるかもしれません。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。