フェラーリ テスタロッサのレストモッド

チューニング

スイスのOfficine Fioravantiという会社が、フェラーリ テスラロッサレストモッド(レストア+モディファイ)を製作しました。
一見ノーマルのテスタロッサですが、中身は現代的な仕様にアップグレードされています。

今回はモダンになったテスタロッサの概要をご覧ください。


テスタロッサのレストモッド

エクステリア

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テスタロッサのレストモッド

外観はノーマル然としている

テスタの特徴であるサイドフィンも維持されている

ブレンボキャリパーを収めるべく、ホイールは大径化された。

リア周りもノーマルの雰囲気が保たれている。

ワイドな車幅は現代においてもインパクト十分だ。

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インテリア

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テスタロッサ・レストモッドのインテリア

外装と同様、内装も80年代当時のままだ。

センターコンソールには各種インジケーター

80年代の車載電話風の受話器が設置されているが、中身はBluetooth接続になっているらしい。

電子制御システムの調整ダイヤル

新車当時には無かったモード切替スイッチだが、デザインがレトロなので違和感はない。

シート形状もノーマルから変わっていない

シート後方にはちょっとした荷物置き場がある

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シャシー

ブレーキはブレンボに変更されています。
大型のキャリパーとディスクを収めるべく、ホイールも16インチからフロント17インチ、リア18インチに大径化されました。

ショックアブソーバーはオーリンズの電子制御式ダンパーに変更。
スタビライザーは6wayの調整が可能です。
調整可能なABSやトラクションコントロールも装備されています。

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パワートレイン

エンジンはノーマルと同じく5リッターのV型12気筒ガソリン自然吸気ですが、ブロックや吸排気システムは全て作り直され、レブリミットが9,000rpmに上昇しています。
ノーマルテスタロッサの390psから、このモデルでは500psにパワーアップ。
トランスミッションは5速MTのままですが、最高速は300km/hから323km/hに向上しました。

サーキットテストの動画

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価格・発売日

Officine Fioravantiは価格も生産台数も明らかにしていません。
レストモッドなので、改造費用の他にドナーカーが必要になるはずですから、総額で1億円以上はかかるのではないでしょうか。

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