メルセデスAMG 新型SL 新要素満載のラグジュアリーロードスター
メルセデスAMGが新型SLを発表しました。
次期AMG GTクーペと多くのコンポーネントを共有するロードスターです。
2+2のシートレイアウトが採用され、リトラクタブルハードトップだったルーフはファブリックルーフに変更、駆動方式もAWD(全輪駆動)になるなど、これまでのSLとは一線を画したモデルになっています。
今回は新型SLの概要をご覧ください。
新型SLの概要
エクステリア
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ボディサイズ
寸法と重量 | |
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全長(mm) | 4,705 |
全幅(mm) | 1,915 |
全高(mm) | 1,353 |
ホイールベース(mm) | 2,700 |
車重(kg) | 1,950~1,970 |
数値はヨーロッパ仕様。車重はEC基準で計測された値です。
インテリア
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シャシー
バネ下重量を軽減するために、サスペンションリンクやステアリングナックル、そしてハブキャリアは、全て鍛造アルミニウムで作られています。
スプリングも新開発した軽量なものです。
SL55にはアダプティブアジャスタブルダンピングを標準装備。このシステムにはダンパーーごとに2つ(伸び側・縮み側)の無段階制御バルブが装着されており、広い範囲で減衰力を調整できます。
一方、SL63にはAMGアクティブライドコントロールを標準装備。
油圧式のアクティブ制御可能なスタビライザーと、油圧で相互接続された4本のアダプティブダンパーにより、広い範囲でロールレートを制御できます。
ブレーキはAMGハイパフォーマンスコンポジットブレーキ。優れた制動能力を発揮するのはもちろんのこと、軽量なブレーキディスクはバネ下重量の削減にも貢献しています。
オプションでセラミックディスクも選択可能です。
また、SLとしては初めて後輪ステアリングが装着されました。
100km/h以下では前輪と反対方向に、それ以上の速度域では同方向に後輪が操舵されます。
パワートレイン
エンジンは4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボです。
SL55は476ps・700Nm、SL63は585ps・800Nmを発生します。
駆動方式はAWD(全輪駆動)の4MATIC+のみ。
トランスミッションはAMGスピードシフト MCT 9G。
0-100km/hはSL55が3.9秒、SL63が3.6秒。
最高速はそれぞれ295km/h、315km/hとなっています。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
発売日に関しても同様ですが、おそらく2022年の早い段階で発売されると思います。
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